宇宙船アクションRPG『EVERSPACE 2』正式リリースを迎え絶好調。Steamでは同時接続プレイヤー数記録を更新

ROCKFISH Gamesは4月7日、『EVERSPACE 2』を正式リリースした。Steamでは同時接続プレイヤー数の記録を更新するなど好調のようだ。

デベロッパーのROCKFISH Gamesは4月7日、『EVERSPACE 2』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)。本作はその後、Steamでは同時接続プレイヤー数の記録を更新するなど好調のようだ。


『EVERSPACE 2』は、広大な宇宙を舞台にするシングルプレイ向けアクションRPGだ。プレイヤーはクローンパイロットとして宇宙戦闘機に乗り込み、戦争で荒廃したさまざまな星系でのミッションやイベントに挑む。探索や戦闘などを通じて戦利品を獲得でき、また戦闘機は武器やモジュール、パークなどを、プレイスタイルやミッションに合わせてカスタマイズ可能だ。キャンペーンは90時間以上のボリュームがあり、さらにクリア後も楽しめるエンドコンテンツもさまざま用意されている。

Unreal Engine 4で美しく世界を表現。広大な世界を重厚なストーリーで表現。日本語表示にも対応されており、そうした物語を自然に楽しむこともできる。前作はローグライク要素が強かったものの、今作ではすでに述べたようにシングルプレイ向けのストーリー系のRPGとして作られているのも特徴だ。

本作は2021年1月に早期アクセス配信が開始され、正式リリースまでに6回の大規模コンテンツアップデートが配信。星系の追加を伴うキャンペーンの拡充や、宇宙船、ミッション、チャレンジ、難易度などが追加された。前述したように日本語対応もおこなわれた。本作は、早期アクセス配信開始からまもなく、Steamのユーザーレビューにて「非常に好評」ステータスを獲得。当時Steamでは、『Red Dead Redemption 2』や『サイバーパンク2077』『Rust』といった人気作を抑えて「全世界売上上位」タイトルのトップに駆け上がったことでも注目された。


そして今年4月7日に正式リリースを迎えて数日が経った現時点でも、Steamのユーザーレビューは「非常に好評」ステータスを維持。一方Steam版の同時接続プレイヤー数を見てみると、正式リリースされるやいなやプレイヤー数が急増し、この週末にかけてさらに増加。約9800人にまで到達し、早期アクセス配信開始からの最高記録を大幅に更新した(SteamDB)。そもそもとして早期アクセス版の時点で、宇宙アクションRPGとして手堅い出来。正式リリースでキャンペーンの最終章が追加。物語が完結したこともあわせて、数字が伸びているのだろう。

なお、本作は今後もアップデートの配信が計画されており、まず今年後半には新しい機能や豊富な船のカスタマイズオプション、音声吹き替え言語が追加予定。また2024年半ばには、新しいストーリーとゲームプレイ機能を導入する、大規模な有料追加コンテンツの発売も予定されている。このほか、LinuxとMacOSのサポート、およびSteam Deckへの最適化にも取り組んでいるとのことである。

『EVERSPACE 2』は、PC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)向けに配信中。PC Game Pass向けにも提供されている。また今年の夏後半にはPS5/Xbox Series X|S版がリリース予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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