『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』のロゴが少し変わったと注目集まる。そんなに変わってないのに大注目される

スクウェア・エニックスが開発中の『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』について、同社採用ページに掲載されたタイトルロゴが、これまで主に披露されてきたロゴと少しデザインが異なるとして注目を集めているようだ。

スクウェア・エニックスが開発中の『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』について、同社採用ページに掲載されたタイトルロゴが、これまで主に披露されてきたロゴと少しデザインが異なるとして注目を集めているようだ。

本作は、『ドラゴンクエスト』シリーズの本編第12作目として2021年5月に発表。これまでのところ、ロゴを映し出すティザー映像が公開されているのみで、ゲーム内容についてはほとんど明らかになっていない。そのロゴについてTwitterユーザーのjames氏が今年4月7日、更新されたものが新たに公開されたと報告した。


上に掲載した上段の画像は、本作が発表された2021年5月にスクウェア・エニックスがプレスリリースに添付した本作のロゴだ。そして下段の画像は、同社第二開発事業本部の中途採用ページに掲載されたロゴである。基本的なデザインは共通であるが、後者は背後の「XII」部分がより明るく煌めき、「DRAGON QUEST」部分も側面がより強く照らされている。また文字表面はグラデーションの向きが上下逆になったほか、岩の細かな表現が抑えられクッキリ読みやすくなった印象である。

実は下のロゴも、2021年5月当時にすでに公開されていた。前出のjames氏ものちにその点は指摘している。ただ、『ドラゴンクエスト』公式サイトのニュースページなど一部に掲載されたのみで、そのほかのスクウェア・エニックス公式サイトのあらゆるページ、および本作が発表された『ドラゴンクエスト』35周年記念特番内では上のロゴが掲載され、また先述したようにプレスリリースにも上のロゴが使用された。そのため、多くの人にとって印象に強く残っているのは上のロゴの方だろう。

結果的に、今回中途採用ページにて本作のロゴが発見されたという報告に対しては、新たなデザインに刷新されたとして、本作の続報が近いのではないかと大きな注目を集めることとなった。なお、その中途採用ページに本作のロゴがいつ掲載されたのか具体的な時期は不明だが、著作権表記は2023年のものに更新されている。


『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』は、スクウェア・エニックス第二開発事業部ディビジョン2が、ヘキサドライブおよびオルカと協力し、Unreal Engine 5を用いて開発中。本作について『ドラゴンクエスト』シリーズ・ゲームデザイナーの堀井雄二氏は、前作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』よりもさらに挑戦するとし、これまでのコマンドバトルを一新するとコメント。またディレクターの内川毅氏も、次の世代に向けた『ドラゴンクエスト』として相応しい、さまざまな挑戦を盛り込んだ意欲的なタイトルになると述べていた。

本作のゲーム内容や発売時期、対応プラットフォームなどの詳細は、まだ明かされていない。どのような作品となるのか、「ドラゴンクエストの日」に認定されている5月27日には、何か続報が聞けるものと期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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