オープンワールド・2DアクションRPG『Hammerwatch II』正式発表。人気シリーズ新作でオープンワールド化、最大4人で広大世界を冒険

 

パブリッシャーのModus Gamesは4月5日、『Hammerwatch II』を正式発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。今年発売される予定で、Steam版の価格は24.99ドルとされており、Steamの基準に照らせば2900円程度になるだろう。なおSteamストアページ表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応する見込み。


『HammerwatchⅡ』は、2D見下ろし型のオープンワールドアクションRPGだ。本作の舞台となるHerian王国は、邪悪なドラゴンに侵略されてしまう。プレイヤーは選ばれたヒーローとしてこの国の王様の命に従い、国を取り戻す旅にでるのだ。冒険はピクセルで描画されたオープンワールドで展開される。昼夜切り替わり天候も変化するこの世界で、冒険して自身を強化し、ドラゴンを打ち倒そう。なお、本作では最大4人でのマルチプレイが可能。

本作において、プレイヤーは5つのクラスからキャラクターを選択して冒険に出る。パラディン・レンジャー・ローグ・ウィザード・ウォーロック、それぞれ役割の異なるクラスから自身の好みのものを選ぶことができる。顔の造形など、キャラの外見はカスタマイズ可能だ。また、キャラクターがレベルアップすると新しい能力やスキルが開放される。戦闘を繰り返し、より有利に冒険を進めていこう。

クエストは大量に用意されているといい、収集要素やクラフト要素も充実。広大で動的な世界を進んでいくのだ。また、本作のSteamストアページによると、本作はリリース時からModの作成・導入がサポートされるとのこと。ステージを作成し、自分だけの大作を作り上げられるそうで、自由度の高いModの作成・導入が可能となりそうだ。


『Hammerwatch』シリーズは、スウェーデンに拠点を置くCrackshellによって手がけられてきた作品だ。1985年にリリースされた古典的アクションゲーム『ガントレット』の流れを汲む作品として、親しまれている。同シリーズは、オリジナルの「2D見下ろしダンジョン探索」・「異なるクラスによる協力プレイ」という特徴を継承しつつ、キャラクターに成長要素を取り入れるなどして中毒性あるゲームプレイを実現。安価で、正統進化したクラシックなアクションが楽しめる作品として支持を集めていた。2013年にリリースされたシリーズ初作品『Hammerwatch』、続いて2018年にリリースされた『Heroes of Hammerwatch』両作品共に、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは「非常に好評」ステータスを獲得している。

そしてシリーズ三作目となる本作では、これまでのダンジョン探索から形を変え、オープンワールドのARPGとしてリリースされる。同スタジオにとっては、これまで評価を受けてきた部分を継承しつつ、『Hammerwatch』シリーズをより発展させたかたちとなる。シリーズのさらなるブラッシュアップが期待されるだろう。

『Hammerwatch II』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに、今年発売される予定だ。