ゲーム開発会社ヘキサドライブ、ランド・ホー、アールフォース・エンターテインメントの3社が業務提携。国内最大規模のゲーム開発人員を有するアライアンスに

 

ランド・ホー、ヘキサドライブ、アールフォース・エンターテインメントの3社は4月3日、ゲーム開発事業における業務提携契約をそれぞれ締結したと発表した。これにより、国内最大規模の開発人員を有するアライアンスになるとのこと。

ランド・ホーは、1999年創業のゲーム開発会社。家庭用ゲーム機からスマホ、アーケード向けまで幅広いタイトルを手がけ、『ダービースタリオン』シリーズなどのほか、Ubisoftの『Just Dance』シリーズのような海外タイトルに携わった実績もある。ヘキサドライブは2007年の創業以来、数多くのハイエンドゲーム開発に携わり、『ドラゴンクエスト12』の開発にも参加している。そしてアールフォース・エンターテインメントは、受託制作を中心に活動する1999年創業の企業。これまで340本以上の多彩なジャンルのゲームを開発し、近年は音楽ゲームや世界的キャラクターを含むIPゲームの企画・開発もおこなっている。


今回3社は、開発体制の拡充、幅の広い営業体制の実現、技術交流を主な目的とした業務提携契約を各社間で締結。開発体制の拡充については、3社合わせて400人規模の開発体制となり、大型化が進む開発案件への無理ない対応が可能に。これは国内最大規模の開発人員になるとのこと。また、開発人員の不足・余剰・嗜好を3社間で調整し合うことで、無駄のない適切な開発体制を構築できるようになったとしている。

営業体制については、各社の強みを合わせることで、より幅の広い営業体制を構築できるとした。そして技術交流に関しては、得意とするジャンルやプラットフォームについての異なる技術・ノウハウを相互補完することで、ゲーム開発の効率化を推進し、また新しく登場する技術に対して、協力して迅速に対応するという。


今回の発表に際しての、各社の代表取締役社長のコメントは以下のとおりだ。

株式会社ランド・ホー 塚本昌信氏

世界的に成長を続けるゲーム市場におきましては、開発規模の拡大、ゲームジャンル/ハードの多様化、技術の進歩が加速化しております。今回のヘキサドライブ様、アールフォース・エンターテインメント様との業務提携は、ゲーム開発の確かな実績を持つ3社がその特徴を活かし補完し合うことによって大きなシナジー効果を生むものであり、「より面白い」ゲームを「数多く」開発し市場に提供していくことを可能とするものとなります。3社が今後リリースしていくゲームに大きくご期待くださいませ。

株式会社ヘキサドライブ 松下正和氏

今回ランド・ホー様、アールフォース・エンターテインメント様と業務提携を結ばせていただくこととなりました。同業でありながらも、それぞれ違う方向性の強みを持った会社となりますので、今まで以上に幅広いジャンルの高品質なゲームを生み出すことができると考えます。この新たなシナジーにより、引き続き『想像を超える感動』を創り、ユーザーの皆様にお届けしていきたいと思います。

株式会社アールフォース・エンターテインメント 横山裕一氏

今回業務提携を行う3社の社歴を合わせると、丁度6bit、64年になります。常に大きく変化するエンターテインメント業界において、この64年蓄積してきた経験は、3社にそれぞれ独自の技術、工夫、そして面白さをもたらしているはずです。我々の持つユニークな強みを融合させることにより、世界に通用する開発力を持ったアライアンスが実現できると信じております。