『スプラトゥーン3』フェスのブキ人気で「シャープマーカー」1強崩れる。かわりにシャープマーカー台頭

 

スプラトゥーン3』の第5回となるフェスが4月3日、閉幕した。「実在するのは? ネッシー vs 宇宙人 vs 雪男」をテーマにしたフェスは、ポイントを最も獲得したネッシーチームの勝利となった。また、フェス100ケツが「イカリング3」内で間もなく発表されており、第4回までのフェスとは違ったブキ使用率を見せている。


フェス100ケツとは、『スプラトゥーン3』のフェス時にプレイできる「チャレンジ」に参加したプレイヤーの、各陣営のフェスパワー上位100人のこと。フェス100ケツとなったプレイヤーは、プレイヤーネームと共に使用していたブキが、各陣営それぞれ100人ずつがランキング形式で公開されることになる。第5回フェスでは、これまでランキングを賑わせていたシャープマーカーとは違ったブキが、ランキングを賑わせる結果となった。

その新たなブキとは、シャープマーカーネオだ。これまで多くのプレイヤーが使用していたシャープマーカーの使用率が減少し、シャープマーカーネオへの移行がおこなわれているかたちだ。具体的な数字としては、第4回フェスのフェス100ケツにランクインしていた3陣営のシャープマーカー使用者が300人中 124人だったのに対し、第5回フェスでのランクインは300人中29人に。フェス100ケツの3分の1に近い、95人が違うブキに持ち替えたことになる。一方、第5回フェスで初めてランクインしたシャープマーカーネオ使用者は79人となった。

各陣営上位10人の使用ブキ


シャープマーカーネオは、シャープマーカーのバリエーションとして3月1日から開幕した今シーズンより登場した新ブキだ。精密な射撃を得意とするメインウェポンの性能はそのままに、サブウェポンがキューバンボムに、スペシャルウェポンがトリプルトルネードにそれぞれ変更されている。

シャープマーカーは、『スプラトゥーン3』の第1回フェスから、スクリュースロッシャーと並んで絶大な人気を誇っていたブキだ。そのブキがなぜここまで使用者が減ってしまったのか。それは度重なる弱体化が大きな原因と思われる。

元々シャープマーカーはサブウェポンとスペシャルウェポンの組み合わせが良いバランスで、多くのプレイヤーたちから好まれていた。シャープマーカーのダメージは低いながらも正確な射撃が可能なブキで、倒しきれなかった敵をサブウェポンのクイックボムでフォローするという運用が可能。一方、スペシャルウェポンのカニタンクは、シャープマーカーでは届かない長距離に対する射撃をカバーすることができる。さらに、カニタンクは敵のインクに対する耐久力も得られ、強いとされるスペシャルウェポンだった。


しかし、クイックボムにはインク消費やインク回復周りで下方修正が幾度かおこなわれた。その結果、『スプラトゥーン3』初期と比べてやや使いづらいものになってしまった。そして、カニタンクへの下方修正も数回おこなわれた。さらに、ほかのスペシャルウェポンへ対カニタンクとなる調整がおこなわれ、カニタンクも初期ほどの猛威を振るえなくなった、という背景がある。

そんなシャープマーカーのサブウェポンとスペシャルウェポンが窮地に立たされる中で登場したのが、シャープマーカーネオだ。シャープマーカーネオのスペシャルウェポンであるトリプルトルネードは、広範囲にインクの竜巻を起こし、盤面に対する牽制力も制圧力も併せ持っている。さらに、前述した対カニタンク用としての使用もできるスペシャルウェポンの1つでもある。


シャープマーカーの下方修正後にシャープマーカーネオが登場したことで、シャープマーカー使いの多くがシャープマーカーネオを持つようになったものと考えられるだろう。メインウェポンとしてのシャープマーカーの、正確でブレのない射撃ができることに加えて塗り性能も高いという性能は、『スプラトゥーン3』のシューター種では唯一無二だ。その性能を捨てられないというプレイヤーが、同じメインウェポンの性能をもつシャープマーカーネオへ持ち替えるのは、納得の流れだろう。

ちなみに、『スプラトゥーン3』の第1回フェスから猛威を振るっていたスクリュースロッシャーは、第5回フェス100ケツに3陣営合計で64人がランクイン。こちらも多少の弱体化を受けながらも、根強い人気を誇っている。いつかスクリュースロッシャーのバリエーションとなるブキが登場した際には、同じようにフェス100ケツに何らかの動きがあるかもしれない。

『スプラトゥーン3』は、Nintendo Switch向けに発売中。




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