家電量販店のノジマが「CERO Z」ゲームタイトル取り扱いを中止。オンラインストアでも順次取り扱い中止
ノジマは4月1日、同社の展開する家電量販店において、CEROレーティングZタイトルの取り扱いの中止を発表した。オンラインストアでも準備ができ次第取り扱い中止するという。
ノジマは4月1日、同社の展開する家電量販店において、CEROレーティングZタイトルの取り扱いの中止を発表した。すでに店舗では購入と予約ができなくなっており、オンラインストアでも準備ができ次第取り扱い中止するという。
CEROレーティングZは、18歳以上のみを対象とする表現内容が含まれていることを示すレーティングだ。CEROレーティング年齢区分としてはA/B/C/D/Zと分かれているが、CERO Zは特にルールが厳しく、18歳未満の人物に販売することが禁止されている。それゆえに、CERO Zにおいては広告や販促が厳しく制限されており、店舗では証明書などによる年齢確認を求められる。
ノジマはこのCERO Zタイトルの取り扱い自体を中止するという。理由としては、以下のように述べられている。
「ノジマでは、これまでZ指定ゲームソフトの販売においては、18才以上を販売対象とすることの表示や購入時の確認などの販売ルールに沿って対応をしておりましたが、来店されるすべてのお客様に、より安心・安全にお買い物をしていただく環境を提供するため、販売自体を中止することを決定いたしました。」
内容としては、CERO Zタイトルの購入者の年齢確認が、販売停止理由に付随しているようにも見える。とはいえ、文面以上の意図は読み取れないだろう。CERO Zタイトルは、前述したように設置や広告にルール決めがあり、店頭販売における店舗側のコストはやや重い。ただしノジマはオンラインストアでも取り扱い中止をするようだ。こうした動きに続く店舗が現れるのか、気になるところである。