スクウェア・エニックスは3月30日、RPG『ライブアライブ』のPC(Steam)/PS4/PS5版を発表した。PS4/PS5版は4月27日に、Steam版は4月28日に発売予定で、通常版の価格は7480円(税込)。
本作は、1994年にスーパーファミコン向けに発売された同名RPGのリメイク版だ。昨年7月にNintendo Switch版が先行してリリースされ高い評価を獲得。そして今回、さらなるプラットフォームにて展開されることとなった。
『ライブアライブ』は、時代・場所・ゲーム性の異なる7つの物語が描かれるRPGだ。物語は、原始編・功夫編・西部編・幕末編・現代編・近未来編・SF編が収録され、好きな順番でプレイ可能。たとえば原始編は、まだ言葉のない時代が描かれ、主人公の少年は謎の少女との出会いをきっかけに、他部族との抗争に巻き込まれていく。近未来編は、町で発生した誘拐事件の裏にうごめく巨大な陰謀と対峙する物語。主人公は、人の心を読むことができる超能力を駆使して怪事件を追う。そして7つの物語をクリアすると、8つ目の物語である中世編がアンロックされる。
リメイク版においては、オリジナル版のディレクター時田貴司氏がプロデューサーとして制作を総指揮。開発はヒストリアが担当している。『オクトパストラベラー』や『トライアングルストラテジー』でもおなじみのHD-2Dの映像表現が採用され、ゲーム内容は現代に合わせて遊びやすさが向上されている。また、音楽は原曲を手がけた下村陽子氏の完全監修で、より豪華にフルアレンジされた。
このほか、先行して発売されたNintendo Switch版は720p/30fpsを上限とする動作スペックとなっているが、PS4/PS5版では1080p/60fpsへと向上。PC(Steam)版の動作環境については、明日3月31日に公開されるストアページに記載される。
『ライブアライブ』は、PS4/PS5版が4月27日に、PC(Steam)版は4月28日に発売予定だ。Nintendo Switch版は現在販売中。各プラットフォームでは、西部編・幕末編・現代編の序盤を楽しめる体験版が配信されており、セーブデータは製品版に引き継ぎ可能である。
購入特典として、PS4/PS5版にはPS4で使用できるオリジナルカスタムテーマが、Steam版にはPC用オリジナル壁紙が付属する。また、PS Plus会員は4月26日までに本作を予約すると、20%オフの5984円で購入可能。Steamにおいても、5月12日まで20%オフで予約購入できる。
このほかスクウェア・エニックス E-STOREでは、本作の「コレクターズエディションII」が数量限定で販売される。価格は2万2000円(税込)。ゲームのダウンロードコードに、コレクターズグッズ3点セットやアートブック、コミック、トートバッグなどが同梱される。グッズのみのセットも販売されるため、詳しくは公式サイトを確認してほしい。
*PC(Steam)/PS4/PS5版の発売を記念したTwitterキャンペーンが実施中。