死神ローグライクアクション『Have a Nice Death』Steamにて正式リリース、Nintendo Switch版も配信開始。社内を巡り、図に乗る部下をとっちめる
Gearbox Publishingは3月23日、Magic Design Studiosが手がけたローグライク・アクションゲーム『Have a Nice Death』のPC(Steam)版を正式リリースした。またこれに合わせてNintendo Switch版も配信開始。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Have a Nice Death』は、Death Inc.と呼ばれる会社を舞台にしたローグライク・アクションゲーム。主人公は、社長である死神だ。彼の会社では、死期を迎えた人間の命を刈り取る仕事をしているが、部下の社員たちが暴走し、そのしわ寄せにより社長の死神が超多忙に。そこで死神は、社内の各部署をまわって誰が本当のボスかを社員たちに思い知らせ、秩序を取り戻すことを目指す。
本作は、サイドビューの2Dアクションゲーム。死神は近接攻撃を繰り出す大鎌を基本武器とし、さらに2種類までの呪文(スキル)を装備して戦う。武器・呪文は70種類以上収録され、道中で発見・購入し、また強化することができる。さらに、ランダムで提示される呪い(バフ効果)を選択する場面も用意されており、そうして死神を強化しながら部屋から部屋へと進み、各部署の社員やボスたちを倒していくのだ。
死ぬと最初からやり直しとなり、前回プレイの評価によって金塊を獲得。その金塊を消費して、道中で入手できる武器などのアイテムをアンロックできる。そして、自動生成によりランダムに組み替えられたステージにふたたび挑むこととなる。
本作は2022年3月にSteamにて早期アクセス配信が開始され、早い段階から高い評価を獲得。Steamのユーザーレビューは、現時点で約5700件中87%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。これまでに配信されたアップデートでは、新たな部署(ステージ)や敵キャラクター、武器などさまざまなコンテンツが追加され、またバランス調整やバグ修正なども実施され完成度が高められてきた。
そして今回の正式リリースにあたっては、Inevitable Time Departmentと呼ばれる部署がさらに追加。新規のボスや敵キャラクターも含まれる。また呪文や呪いの追加、会話シーンの拡充、バランス調整、バグ修正などもおこなわれている。詳しくはパッチノートを確認してほしい。
『Have a Nice Death』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに配信中だ。価格は共に2750円で、現在Steam版はスプリングセールにより10%オフの2475円となっている。同セールは明日3月24日午前2時に終了する。