ハードコア一人称視点ローグライクアクション『Mortal Sin』Steam好評スタート。手に汗握る爽快・緊張の近接バトル


インディー開発者のNikola Todorovic氏は3月16日、ローグライクアクションゲーム『Mortal Sin』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は2300円。3月23日までは20%オフの1840円で購入可能だ。


『Mortal Sin』は、一人称視点を採用するローグライクアクションゲーム。プレイヤーは危険なダンジョンに潜入。罠をくぐりぬけつつ敵を倒し、ダンジョンの奥底に進んでいくのだ。プレイヤーキャラクターには複数のクラスが用意され、それぞれ初期武器や各種ステータスなどが異なる。たとえばStrugglerは大剣を、Duelistは刀を武器とし、Monkは己の拳で戦う。キャラクタークラスは、ダンジョンを進んでいくなかでアンロックされていく。またダンジョンでは、新たな武器や防具などを入手し強化していくことができる。

本作は近接バトルを主体とし、流れるようなアクションは、開発元が注力しているポイントとのこと。武器での攻撃やキック、バッシュ、パリィなどの各アクションがスムーズに繋がりコンボとなり、倒した敵は派手な残虐表現と共に散っていく。そして死ぬと最初からやり直しとなり、ダンジョンの構造はランダムに組み替えられる。一方で、道中で稼いだお金を消費してアップグレードなどを入手できる要素も用意されている。

 


現時点で本作は、Steamのユーザーレビューにて97%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。レビュー投稿数はまだ200件弱であり、プレイヤー数はそれほど多くはないようではあるが、高い評価を得ている。海外メディアPC Gamerも、マストバイの作品であると評している。ビジュアルノベル風の独特のアートスタイルが目を引くが、ただ奇抜な作品というわけでなく、爽快感あるバトルシステムの完成度の高さが好評のようだ。また、ダンジョン内には意外な場所にトラップが仕掛けられていることもあり、緊張感あるゲームプレイとの組み合わせも成功している様子である。

なお本日3月20日には、本作の最初のアップデートが配信された。新規武器としてTwinspearsが追加されたほか、一部の隠し部屋ではジャンプキックが可能に。また、体力低下時の警告音や、目的地を示す矢印の追加なども実施。バグ修正やバランス調整もおこなわれている。詳しくはパッチノートを確認してほしい。

『Mortal Sin』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。すでに基本的な要素は完成した状態にあり、今後6か月程度をかけて改善やさらなるコンテンツの追加をおこなっていく計画だそうだ。また正式リリース時には、多言語対応やほかのプラットフォームでのリリースも視野に入れているとのことである。