アヒルの郵便配達アクション『Ducky’s Delivery Service』発表。空を飛んで荷物をお届け、遠くからポストに投げ入れる

C.T. Matthews氏は3月16日、郵便配達アクションゲーム『Ducky's Delivery Service』を発表した。『Ducky's Delivery Service』は、アヒルたちが暮らす世界を舞台にする郵便配達アクションゲームだ。

インディー開発者のC.T. Matthews氏は3月16日、郵便配達アクションゲーム『Ducky’s Delivery Service』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、今年7月に配信予定。

『Ducky’s Delivery Service』は、アヒルたちが暮らす世界を舞台にする郵便配達アクションゲームだ。ステージクリア形式となっており、合わせて20ステージを収録。主人公であるアヒルの郵便屋さんが、プロペラ付きのバックパックを背負って空を飛び、お届け先まで荷物を運んでいく。

本作は、プロペラでふわふわと飛ぶ物理アクションの操作を、いかに上手くおこなえるかが攻略のカギとなる様子。ステージ内では、大きな風車が回っていたりカモメが飛んできたり、また地下世界に行くと天井からつらら状の石が降ってきたり、幽霊が彷徨っていたりし、そうした障害物にぶつかるとダメージを受けてしまう。繊細な操作が求められるようだ。

 
 


ステージによっては、一軒一軒に手紙を届けるほか、指定の家に小包を配達する特別な依頼を受けることもある。小包は、障害物にぶつかると損傷してしまうため、特に注意して運ばなくてはならない。ただしステージには制限時間があるため、のんびり運んでいては間に合わないだろう。障害物に注意を払いながらも、最短ルートを見出して大胆かつ素早く飛行し最速記録を目指すタイムアタックは、本作のやり込み要素のひとつ。その結果により、各ステージのクリアランクが決定する。

また、本作にはスコア稼ぎ要素も存在する。これまでに述べたステージを素早くクリアしたり、ダメージを受けずにクリアしたりといったことで、高スコア獲得に繋がる。さらに、郵便物は配達先のポストに投げ入れることができ、より長い距離を投げて投函するとより多くのスコアを獲得できるという。もっとも、外してしまうリスクもあるため、上級者向けのテクニックといえそうだ。

なお本作には、制限時間なしで気ままにプレイできるリラックスモードも収録。さらに、体力やゲームスピード、スコア倍率などを調整したり、苦手なステージをスキップしたりできるアシストモードも用意されるとのこと。


本作を手がけるC.T. Matthews氏は、『ショベルナイト』のYacht Club Gamesや『スカルガールズ』のLab Zero Games、『Fable』のLionhead Studiosなどで、プログラマーとして活躍してきた人物だ。自身の作品としてはこれまでに、チェス風爆弾アクションパズル『Chessplosion』をリリースし高い評価を得ている。ちなみに同作にもかわいいアヒルのキャラクターが登場しており、Matthews氏の一種のトレードマークとなっているのかもしれない。

『Ducky’s Delivery Service』は、PC(Steam/itch.io)向けに今年7月に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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