パブリッシャーのFocus Entertainmentは3月16日、『Void Crew』を発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）で、今年後期に発売予定だ。Steamストアページ表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応する見込み。
『Void Crew』は最大4人で宇宙船を操作して銀河を救う旅に出る、協力プレイアドベンチャーゲームだ。本作の舞台となる宇宙では、人類は謎の侵略者「Hollow」の脅威にさらされていた。プレイヤーは選ばれしものとして侵略者に立ち向かい、人類が失った領域を取り戻すのだ。そして、銀河に秩序をもたらすことが目的となる。
プレイヤーたちは最大4人で宇宙船に乗り込み、冒険に出る。ただし道中にはトラブルが多く発生する。小惑星の嵐や太陽フレア、エイリアンや人間の略奪者が襲ってくることもあるという。これらの問題の対処には、チームワークが鍵となるようだ。緊急性の高い問題は、優先的に解決していく必要があるだろう。
本作の宇宙船は、役割を分担して操作することになるという。宇宙船を動かすには多くの操作が必要で、トレイラーでもその様子を確認できる。船やタレットの操作、動力の充電、または船内で起きた火災の対処も求められるようだ。また、船体修理や廃棄物の回収を目的として、船外で活動をおこなうこともあるという。そのほか、本作では柔軟な役割分担などが可能とのこと。迅速に戦略を変えながら宇宙船を操作できるシステムとなるようだ。
さらに、本作では敵との戦闘をおこなうこともある。ミサイルを乱射したり、精密に弱点を狙撃したりと戦法はさまざま。好きな方法で敵船を撃破するのだ。そうして獲得できる船のアップグレードに使用する貴重な資材を集め、宇宙船をカスタマイズ。好みの装備を搭載して、チームのプレイスタイルに合わせた船を作るのだ。
本作を手がけるのは、デンマークに拠点を置くHutlihut Gamesだ。業界のベテランたちが集まって設立された新設スタジオだという。これまで『Path of Exile』や『Deep Rock Galactic』など、さまざまなタイトルの開発に関わったスタッフたちが在籍しているとのこと。そして、人々を魅了する協力プレイゲームを作るという目標のもと、ゲーム開発を続けてきたそうだ。本作『Void Crew』は、そんな同スタジオの初作品として打ち出されるかたちだ。
『Void Crew』はPC（Steam）向けに、今年後期に発売予定だ。
