デベロッパーのPRODUKTIVKELLER Studiosは3月14日、『Nuclear Winter』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Nuclear Winter』は、一人称視点のサバイバルクラフトゲーム。本作の舞台となるのは、ポストアポカリプス世界のアメリカの町だ。プレイヤーは生存者となり、核戦争に蹂躙され廃墟と化したアメリカの片隅で生き抜く。しかし、戦禍が残したのは放射線の汚染だけではない。突然変異した野生生物や、悪意をもつほかの生存者から身を守るすべも必要となるだろう。
荒廃した都市には、野生動物や敵意ある生存者が潜んでいる。過酷な核戦争後の世界で生き残るため、プレイヤーは食料や水、武器などの資源を集めるだけでなく、身を守る手段も用意しなければならない。また本作では、クラフトシステムも魅力のひとつだそうだ。最初は簡単なツールしか作成できないが、資材を集めていけば、高度な武器やシェルターを用意できるようになるという。さらに、プレイヤーが成長するにつれ、迫る危険も一段と増すとのこと。緊張感のあるポストアポカリプス・サバイバルが楽しめることだろう。
本作を手がけたのはドイツを拠点とするPRODUKTIVKELLER Studios。同スタジオは過去に園芸シミュレーター『ガーデン・シミュレーター(Garden Simulator)』やおバカな演奏ゲーム『Disaster Band』なども手がけており、どちらもSteamユーザーレビューで好評を得ている。明るい作風の過去作とは打って変わって、殺伐とした世界が舞台となる『Nuclear Winter』。サバイバルクラフトゲームとして描かれる本作がどんな作品になるのか。新しいジャンルへのPRODUKTIVKELLER Studiosの挑戦を楽しみにしたい。
『Nuclear Winter』はPC(Steam)向けにリリース予定だ。