『Cities: Skylines II』ついに発表、日本語対応。超人気街づくりシム、グラフィックが大進化し超リアル・壮大さで展開

Paradox Interactiveは3月7日、『Cities Skylines II』を発表した。超人気都市運営シミュレーションゲームに続編が出る。

Paradox Interactiveは3月7日、デジタルイベント「Paradox Announcement Show 2023」にて『Cities: Skylines II』を発表した。発売時期は2023年。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。Xbox Game Passにも提供されるという。また前作とはうってかわり本作は、Steam版は日本語に公式対応するようである。


前作『Cities: Skylines』は、都市運営シミュレーションゲームだ。本作では、プレイヤーは新たに誕生した都市の市長となり、住宅地や工場地帯などの区画整備から、水道や電気、道路といったインフラ建設をおこない、また教育・警察・消防・医療、そのほかの基本的な公共サービスを提供し、移り住んでくる住民を増やしていく。住民ひとりひとりは、それぞれのライフスタイルに基づいて日々を生活しており、ゲーム画面ではその動きを観察可能だ。

同作は、街づくりゲームに求められる生活感やゲームバランス、シミュレートの細かさといった要素をばっちり押さえ、大ヒット。同ジャンルの定番ゲームとして長きにわたり愛されてきた。前作はDLC展開も長らく続けられてきたが、ついに続編が出ることになる。


今回発表された続編については、前作に引き続き開発はColossal Orderが担当。続編は、「史上もっともリアルな街づくりシム」であると銘打たれている。緻密なシミュレーションと経済メカニズムが備えられているそうだ。また本作ではプレイヤーがとった判断に対して、街が反応しながら発展するとのこと。よりダイナミックに街が成長するのだろう。

 


発表トレイラーやスクリーンショットを見ても、これらは実際のゲームプレイではないながらも、グラフィック面での顕著な進化が見て取れる。単にリアルなだけでなく、街の風景のディテールがかなり細かく作り込まれていることがわかる。こうした街は時間によってもまた変貌していくそうだ。なおゲームエンジンは前作に引き続きUnityが採用されているとのこと。かつてないリアルな街づくりが楽しめることを期待したい。


『Cities: Skylines II』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2023年発売予定。

【UPDATE 2023/3/7 23:30】
記事初版にて、コミュニティ情報をもとに本作に使われているゲームエンジンをUnreal Engine 5と記載しておりましたが、開発元Colossal Orderによると、Unityベースとのことでした。訂正し、誤った情報を記載したことをお詫び申し上げます。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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