パブリッシャーのPlayWayとFreeMindは現地時間3月2日、『Painter Simulator』を早期アクセス配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページの言語対応表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作は、現在デモ版も配信中だ。
『Painter Simulator』は銃を用いて色を塗っていく、一人称視点の3D塗り絵ゲームだ。場面に応じて道具を使い分けて、色の塗られていないオブジェクトを塗っていくのだ。ステージ制となっており、それぞれをクリアしていくことでゲームが進行していく。なお本作では、色塗りを途中でやめても、ステージ毎の進行状況は保存される。中断をはさみながら自分のペースで塗り絵を楽しむことができるだろう。
本作で基本となるモードでは、塗り絵の対象に番号による色分けの指定がなされている。カラーパレットから番号と対応した色を選択して、塗っていくことでステージを進めるのだ。下記の画像でいうと、車の窓には「6」の表記があるので、6番の色を使って塗っていく。細かい箇所に対して活用できる、ズーム機能も存在。適切な色を用いて機能を活用しながらオブジェクトを塗り進めていくのだ。
さらに、本作にはスキルツリーが存在。スキルツリーでは、塗り絵をするための新たな道具を獲得することができる。本作では、塗り絵をするほどポイントがたまっていくシステムがある。このポイントを支払って道具を開放していくのだ。たとえば塗料爆弾では弾数の制限はあるが、一度に広範囲を塗ることが可能。広い範囲でも効率的に塗り進められる。開放した道具はさらにポイントを支払うことで、弾数の増加などのアップグレードができる。スプレーやランチャーなどの道具も存在し、ゲームを進めれば強化したさまざまな道具で快適に塗り絵をすることができるようになるだろう。
また本作では進行状況に応じて、対象に塗る色を自分で決めることのできるモードも開放されるとのこと。通常モードとは違って色の指定がないとみられ、草を青や紫に塗ることもできるという。こちらのモードでは3Dで自由な塗りを体験することができるのだろう。
本作の早期アクセス配信期間としては6か月から12か月が見込まれている。正式リリース時にはマルチプレイ機能にくわえて、ペイント可能な新オブジェクトや新ロケーション、新たな難易度が実装予定だそうだ。正式リリースにあたり価格の引き上げも予定されているとのことだ。
『Painter Simulator』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。リリース記念セールとして、3月10日まで定価1200円の10%オフとなる1080円で販売中(いずれも税込)。またSteamストアページではデモ版も配信中だ。