『Dead by Daylight』映画化決定。製作は映画「M3GAN/ミーガン」などのAtomic MonsterとBlumhouse


カナダのゲーム会社Behaviour Interactiveは3月3日、ゲーム『Dead by Daylight』の映画化を発表した。映画化は映画製作会社Atomic Monster と Blumhouse Productionsが手がける。


『Dead by Daylight』は、4vs1の非対称型マルチプレイ対戦ゲーム。霧に包まれた森を舞台に、脱出を試みる”生存者”と、それを阻む”殺人鬼”に分かれて戦う。発売6周年を迎えた2022年5月には、全世界での総プレイヤー数が5000万人を超えたと発表された。映画「ハロウィン」や「リング」など、複数のホラー映画からキャラクターやステージがゲームに登場している点も特徴だ。

本作の映画化を手がけるのは、Atomic MonsterとBlumhouse Productions。Atomic Monsterは、ジェームズ・ワン氏が設立した映像製作会社であり、「アナベル 死霊館の人形」や、同名のゲームを原作にした映画「モータルコンバット」などの作品で知られている。一方のBlumhouse Productionsはジェイソン・ブラム氏が設立した映像製作会社であり、『パラノーマル・アクティビティ』、『パージ』などの代表作がある。なおAtomic MonsterとBlumhouseは現在、合併に向けて話し合いを進めていることがすでに報じられている。


今回の映画化発表にあわせて、Behaviour Interactiveのエグゼクティブバイスプレジデントを務めるStephen Mulrooney氏はこう述べている。

ホラー映画界のビッグネームである Jason Blum(ジェイソン・ブラム)氏および James Wan(ジェームズ・ワン)氏と連携し、『Dead by Daylight』が紡ぎだす世界をさらに新たなフィールドへ広げることができ、大変嬉しく思っています。忘れられない特別なひとときを共に、そして永遠に創り上げるという弊社のモットーを鑑みたとき、『Dead by Daylight』を映画化するにあたり、Atomic Monster と Blumhouse は非常に理想的なパートナーです。

本映画のプロデューサーは、Atomic Monsterよりジェームズ・ワン氏、Blumhouse Productionsよりジェイソン・ブラム氏、Behaviour Interactiveよりステファン・ムルローニー氏の3人が務めるとのこと。数々のホラー映画から影響を受けた『Dead by Daylight』が、どのような映画作品になるのか。期待を込めつつ続報を待ちたい。