パブリッシャーのToplitz Productionsは2月22日、『TerraScape』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。まずは早期アクセス配信されるようだ。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定。
『TerraScape』は、デッキ構築街づくりシミュレーションゲームだ。本作ではカードによって街を築いていく。建物や地形、天候といった種類のカードから選びマップに配置。そうした配置を繰り返すことで街は広がっていく。カードを配置することで、まわりに設置されたカードにも影響がおよび、ポイントが入ることで新しいカードが手に入る仕組みのようだ。こうした配置カードのシナジーを意識する必要もあるだろう。
カードを組み合わせればデッキも生まれる。自分でビルドの方向性も決められるようで、農村開発だけでなく、林業や漁業の方向でデッキを組むことも。逆に、デッキの中に“いらないカード”を盛り込んでしまうと、うまくシナジーが機能しないそうだ。いわゆるデッキ圧縮も求められるのかもしれない。
ゲームモードはいくつか用意されるそうで、自動生成されるマップを舞台にさまざまなチャレンジに挑んでいくようである。なお本作では前述したようにポイントの概念が存在しており、建物や地形のシナジーによってポイントを稼ぎハイスコアを競うというのが、遊び方のひとつになるだろう。
本作は、まずは早期アクセス配信というかたちでリリースされるようだ。ゲームのコア部分はすでにできているものの、カードやマップ、ゲームモードなどのコンテンツを追加していきたいとのこと。正式リリースは、早期アクセス配信開始から1年後が見込まれている。なお、本作を開発するBitfall Studiosは、ドイツに拠点を構えるスタジオ。業界経験のあるベテランたちが設立したスタジオで、本作が初の自社開発ゲームとなるようだ。
『TerraScape』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信開始予定だ。