ダーク三國死にゲー『Wo Long: Fallen Dynasty』最終体験版がSteamにて人気。体験版としてトップクラスの同時接続プレイヤー数を記録


コーエーテクモゲームスは2月24日、ダーク三國アクションRPG『Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン フォールン ダイナスティ)』の最終体験版を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。本体験版について、Steamではかなり多くのプレイヤーが楽しんでいるようだ。


『Wo Long: Fallen Dynasty』は、西暦184年・後漢末期の中国を舞台にするアクションRPGだ。開発はTeam NINJAが担当。本作にてプレイヤーは、名もなき義勇兵として中国武術を駆使し、超人的な武将や妖魔はびこる三国乱世の逆境に立ち向かう。流麗に攻防が転じる中国武術をベースとした剣戟アクションにて戦うのだ。

本作では、敵の攻撃を受け流す化勁(かけい)や、攻勢・守勢によって増減する氣勢(きせい)、また氣勢をエネルギーとして放つ武器ごとの武技などを駆使。豊富な種類が用意された武器や、武器では打開できない状況を切り開く仙術、武将との絆で生み出される神獣といった要素との組み合わせによって、多様なプレイスタイルを表現できる。またオンラインマルチプレイ要素によって、ほかのプレイヤーと協力して強敵に挑むことができ、一部の戦場では逆に敵として侵攻してくる場合がある。


本作においては、昨年9月にもPS5/Xbox Series X|S向けに体験版が配信されたが、今回は発売全プラットフォームを対象に配信。物語の序盤2ステージをプレイでき、充実したキャラクターカスタマイズ機能やオンラインマルチプレイ要素も試すことができる。また、この体験版のセーブデータは製品版に引き継ぎ可能だ。

そして本体験版は、少なくともSteamにおいてはかなり盛況の様子。その同時接続プレイヤー数は配信開始直後から一気に伸び、ピーク時には約5万7000人にまで達した(SteamDB)。同時接続プレイヤー数5万7000人というのは、Steam全体で見るとトップ30に入る数字である。もちろん、無料配信というハードルの低さは理由のひとつとして挙げられるだろう。とはいえ、たとえば先日発売されSteamユーザーレビューにて「非常に好評」ステータスを獲得している『龍が如く 維新! 極』の体験版では、同時接続プレイヤー数のピークは1000人に届かなかった(SteamDB)。

むしろ、これまでの体験版の記録を見てみると、本作の数字を上回っている作品は『NARAKA: BLADEPOINT』や『Dark and Darker』『Terra Nil』『DELTARUNE』など数えるほどしかない。体験版の同時接続プレイヤー数は、必ずしも製品版の人気と比例するわけではないようであるものの、『Wo Long: Fallen Dynasty』に興味を惹かれているゲーマーがかなり多いことがうかがえる。もしかすると、他プラットフォームでも似た動向となっているかもしれない。

https://twitter.com/WoLongOfficial/status/1629057284046491648

*最終体験版配信に合わせて、ほかのプレイヤーにアドバイスを送るSNSキャンペーンが実施中。


『Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン フォールン ダイナスティ)』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに3月3日発売予定。Xbox Game Pass向けにも提供される。そして最終体験版は、すべてのプラットフォームに向けて3月27日までの期間限定で配信中だ。