オープンワールド・ローグライトアクション『Ravenbound』3月30日発売へ。戦いを重ね死に、めぐる広大世界
デベロッパーのSystemic Reactionは2月23日、『Ravenbound』を3月30日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲームは日本語表示に対応。先日配信されていたデモ版では、日本語でゲームを楽しむことができた。
『Ravenbound』は、オープンワールド・ローグライトアクションゲームだ。舞台となるのは、ファンタジー世界の島・アヴァルト島。プレイヤーは、ワタリガラスと呼ばれる不滅の武器の“器”となる存在。ワタリガラスの力を復元することで神々の力を開放し、アヴァルト島に秩序をもたらすのだ。
本作は、三人称視点で展開されるアクションゲームとなっている。剣で攻撃を叩き込み、反撃には防御で対応。あるいはドッジロールで回避することで戦いを制するのだ。邪悪な生物はこちらを全力で倒しにかかってくるようで、激しい戦いを生き抜くことで力を溜めていく。成長要素としては魔法の断片を集めることでカードを入手。選んだカードにあわせて強くなっていく。カードを装備にするにはマナが必要。どのカードを選び・装備するかでプレイヤーのビルドが変わっていくわけだ。
プレイヤーは広大な世界を歩きで、あるいは鷹となり探索。さらに、キャラ生成はランダムであるほか、死んだらやり直しとなるパーマデスシステムを採用。ローグライク要素も取り入れられているわけだ。戦闘は割とシビアで、一撃のダメージは大きい。回避とパリィを駆使する必要もあり、いわゆるソウルボーンシリーズのエッセンスも取り入れられている。
時には戦いの末に死亡することもあるだろう。その際は、冒険の結果に応じてレガシーが蓄積。レガシーを消費して次で遊ぶキャラを厳選したり、あるいは次のプレイで使えるカードを入手したり。冒険の状況が一部引き継がれるなどもあり、死までに味わった経験はなんらかのかたちで次へとつながっていく。何度も死を味わいながら、広大世界を攻略していくのだ。
開発を手がけるSystemic Reactionは、 Avalanche Studios Groupの傘下として設立されたスタジオだ。Avalanche Studiosといえば、『Just Cause』シリーズなどを手がけるスタジオ。オープンワールドゲームの開発に強みをもつということもあり、本作でもオープンワールドを採用。ローグライク要素やソウルボーンの要素もあわせもっており、かなり意欲的な作品になっているだろう。
『Ravenbound』は、PC(Steam)向けに3月30日発売予定。価格は29.99ドルになるそうで、日本円では3000円~4000円程度になるだろう。