Skybound Gamesは2月16日、『Homestead Arcana』を2023年4月に発売すると発表した。対応予定プラットフォームはPC(Steam)/Xbox One/Xbox Series X|S。Xbox Game Passにおいても配信予定だ。
『Homestead Arcana』はアクションRPGだ。プレイヤーは魔女として、死の瘴気に溢れた土地Miasmaを探索する。魔法によって瘴気から土地を再生するために、農業をおこなうのだ。本作では植物を育てることによって、呪文を強化することができる。これによってさらなる探索をおこない、瘴気の秘密を明かすことが本作の目的となる。
本作では、瘴気の影響が及んでない聖域を拠点として、農業をおこなう。トレイラー映像では魔法のエフェクトとともに、バナナのような植物を育てる様子を確認することができる。Steamのストアページによれば、自然の力を用いて呪文を作ることができるという。収穫した作物は、呪文作成の素材として活用されるのかもしれない。効率的な農業で強力な呪文を得て、探索を有利に進めていくという流れになるだろう。
拠点の外には瘴気だけでなく、危険な生物が徘徊している。拠点で準備をして、これら敵のような存在と魔法で戦闘をおこなうことになるのだろう。探索では、新たな植物の種や呪文などのレシピを入手することが可能。ゲームを進めていくことで多彩な植物の栽培や、豊富な魔法を楽しむことができるのかもしれない。
本作には呪文や農業の力だけでなく、プレイヤーの相棒となるような存在が用意されている。「Huckleberry」という名の猫がプレイヤーを手助けしてくれるのだ。死の瘴気に立ち向かう際に力を貸してくれるとのこと。この猫がどのような役割を持っているかを、楽しみにしておこう。
本作を手がけるのは、アメリカに拠点を置くSerenity Forgeだ。同社は『ドキドキ文芸部!』の販売元を務めるなどパブリッシャーとしての活動も多いが、今回は開発側で『Homestead Arcana』をプロデュースする。なお、同作は「Game Maker’s Sketchbook」というコンテストにてImpact部門の受賞作に選出されていた。
このコンテストは、ゲーム制作に関わるあらゆる形態のアートに焦点を当てるための審査員制の展覧会。そのImpact部門において本作のキーアートが、キャラクター及び物語を正確に捉えて特徴的に表現していると、評価されたのである。Bryce Kho氏によって手がけられた本作のキーアートを見てみると、どのような世界が描かれるのかを感じ取ることができるだろう。
『Homestead Arcana』はPC(Steam)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、4月発売予定だ。