Steam極限ダンジョン探索PvPvE『Dark and Darker』プレイテストが大盛況。日本語にも対応し、ついに同時接続プレイヤー数10万人を突破

IRONMACEは2月6日、ダンジョンローグライクPvPvE『Dark and Darker』のアルファプレイテストをSteam向けに開始した。プレイテストの段階でありながら、かなりの盛り上がりを見せているようだ。

デベロッパーのIRONMACEは2月6日、ダンジョンローグライクPvPvE『Dark and Darker』のアルファプレイテストをSteam向けに開始した。開催中のイベント「Steam Nextフェス」にあわせての開催であり、今回で4回目のプレイテストになる。本作はプレイテストの段階でありながら、かなりの盛り上がりを見せているようだ。

『Dark and Darker』は、ダンジョンクロウラー型探索ゲーム。プレイヤーは1〜3人のパーティでダンジョンに挑む。ダンジョンから宝を回収し、脱出用のポータルから帰還するのが目的だ。


ダンジョン内にはほかのプレイヤーも参加している。そのため、参加者同士でダンジョン内の宝や互いの所持品を奪い合うかたちだ。さらに時間が経過するごとに、「Death Swarm」と呼ばれる危険地帯が拡大する。プレイヤーが安全に行動できる地域を限定し、プレイヤー同士が接敵しやすくなる仕組みだ。

探索中はほかのプレイヤーだけでなく、敵モンスターも脅威になりうる。初期装備・ステータスではゲーム開始直後のモンスターさえ攻略は難しく、各キャラクターの特徴を活かして丁寧に対処する必要がありそうだ。デモ版では、6種類のキャラクターから選択可能。盾で攻撃を弾くFighter、各種魔法を駆使するWizardなどが登場する。


脱出に成功するとロビーに帰還する。持ち帰ったアイテムを商人に売却し、装備を整えて再度ダンジョンに挑むかたちだ。全滅した場合もロビーに帰還するが、この場合所持していたアイテムを全てロストしてしまう。そのため安全に帰還するか、リスクを侵して探索を続けるか、といった判断も重要になるだろう。ファンタジー版『Escape from Tarkov』とも評される、ローグライクとPvPvE要素が特徴のゲームだ。


今回の第4回プレイテストでは、前回実施時からいくつかのアップデートがなされている。バランス調整や各種武器・呪文が追加されたほか、チャット用ロビーとでも言うべき「Gathering Hall」を実装。ソロプレイ専用ダンジョンも追加されている。

さらに今回のアップデートでは、新たに日本語でのプレイに対応した。ストアページの表記は英語・韓国語のみの対応だが、デモ版はゲーム内オプションから日本語が選択できる。またリージョン(サーバー)にも新しく日本(East Asia – Tokyo)が追加され、日本国内からもプレイしやすくなった。


本作のプレイテストは、開催のたびに注目を集めていた。2022年12月に開催した第3回プレイテストでは、連日4万人ものプレイヤーが参加。TwitchやYouTubeでゲーム配信者がプレイしたことも影響し、注目を集めた(関連記事)。そして満を持して開始された第4回アルファプレイテストでは、記事執筆時点ですでに最多同時接続プレイヤー数が10万人を突破している(SteamDB)。プレイテストながら、一時は「Steam全体で最もプレイされたゲーム」ランキングの上位10タイトルに入るなど、人気のほどが伺える次第だ。国内でも有数のストリーマーたちが本作をプレイしており、インフルエンサーを巻き込んでの展開が人気を加速させているのだろう。

『Dark and Darker』はPC(Steam)向けに発売予定。第4回アルファプレイテストは、現地時間2月13日まで実施予定だ。先述の通り、本作のデモ版は日本語対応・日本サーバー追加によってさらに遊びやすくなっている。興味のある人は、この機会にデモ版をプレイしてみるのも良いだろう。

Aya Furukawa
Aya Furukawa

主にニュースを担当。ビジュアルや世界観にこだわりのあるゲームが好きです。

記事本文: 119