基本プレイ無料FPS『CrossfireX』5月18日にサービス終了へ。『Alan Wake』開発元が手がけたシングルプレイモードもプレイ不可に

Smilegate Entertainmentは2月4日、基本プレイ無料FPS『CrossfireX』について、日本時間5月18日午前8時にサービス終了すると発表した。サービス終了と同時に、シングルプレイのキャンペーンモードもプレイ不可となる。

Smilegate Entertainmentは2月4日、基本プレイ無料FPS『CrossfireX』について、日本時間5月18日午前8時にサービス終了すると発表した。本作はXbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。

『CrossfireX』は、Smilegateが手がけ特にアジア圏で人気を得たFPS『Crossfire』の流れを汲む基本プレイ無料作品だ。オリジナルに近い操作感を楽しめるモードに加え、コンソール向けに最適化された操作モードも導入。マルチプレイモードには複数のゲームモードが用意され、敵対する2つの勢力に分かれて対戦を楽しめる。

そして本作には、シングルプレイのキャンペーンモードも用意され、DLCとして販売。本作の世界観をベースにした「Operation Spectre」と「Operation Catalyst」という2つのシナリオが収録されている。同モードは、『Control』や『Alan Wake』などで知られるRemedy Entertainmentが開発を担当したことでも話題となった。

本作は、2022年2月にXbox One/Xbox Series X|S向けに配信開始。ただメディア・ユーザーいずれの評価も振るわず、レビュー集積サイトMetacriticでは2022年のワースト2位タイトルという不名誉な結果に。特にゲームプレイの古臭さに言及するレビューが多く、バランス調整不足やコンテンツ不足、技術的な問題も評価を下げる要因となった。またシングルプレイモードについても、Remedy作品に期待されるクオリティには達していないとの意見がみられる。

https://twitter.com/PlayCrossfireX/status/1621555692686508032

そして今回、本作は5月18日をもってサービスを終了することが発表された。開発元は、ローンチ後にはマップ・ゲームモードの追加やゲーム内イベントの実施、バグ修正などに取り組んできたものの、結果的に本作をあるべき姿にすることはできなかったことから、サービス終了という難しい決断をおこなったとコメントした。

今後については、新たなコンテンツの追加はおこなわれないとのこと。また、Microsoft Storeでの有償コンテンツの販売は終了。過去14日間における購入に関しては返金するとし、マイクロソフトのサポートページを通じて申し込みをするよう案内されている。保有ゲーム内通貨のゲーム内ストアでの利用は、サービス終了まで可能である。なおサービス終了と同時に、シングルプレイのキャンペーンモードもプレイ不可となる。

『CrossfireX』は、Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。Xbox Game Pass向けにも提供されている。そして、日本時間5月18日午前8時にサービス終了予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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