Nintendo SwitchのニンテンドーeショップのUIがやや改善。というより、以前の仕様に戻る

 

Nintendo Switch本体からアクセスできるニンテンドーeショップにて、小規模ながら便利なUIの改善が実施された。YouTuberのGameXplainなどが報じている。

ニンテンドーeショップは、Nintendo Switch本体から直接アクセスし、ゲームのダウンロード版やDLCなどを購入できるデジタルストアだ。新作やセール中タイトル、あるいは今後配信予定のタイトルやNintendo Switch Onlineの情報をチェックできる項目も用意されているほか、ゲームの売り上げランキングも公開されている。

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今回UIの改善が実施されたのは、ニンテンドーeショップ上での検索結果のページである。目当てのゲームシリーズやメーカー名などを入力したり、ジャンルや価格帯などの条件を指定したりし、関連する配信中コンテンツを調べることができる。では何が変わったのかというと、これまでは検索しヒットしたゲームやDLCが一列に表示されていたところ、二列で表示されるようになった。

ちょっとした違いでしかないようにも思えるかもしれないが、ユーザー体験としては小さくない変化だろう。たとえば検索結果が数十件や数百件にのぼる場合、ニンテンドーeショップのコンテンツの読み込み速度の問題もあって、長々とスクロールしてチェックするのはつらい側面がある。ただ、二列表示されると1ページに表示できる情報量が多くなり、スクロール量が減る。それでいて、検索結果に表示されたコンテンツの情報量はほぼ変わらない。むしろ一列表示の頃は、無駄な余白が多かったとさえ感じる。


実は検索結果の二列表示は以前にも導入されていたことがあるが、その後一列表示に戻されていた。今回のUIの改善が具体的にいつ実施されたのかは定かではないが、直近にNintendo Switch本体のアップデートは配信されていないため、任天堂がサーバー側で調整をおこなったものと考えられる。思えば同社は今月に入って、Nintendo Switchのネットワーク関連のメンテナンスを立て続けに実施していた。

Nintendo Switchのニンテンドーeショップでは、これまでにもUIの調整や機能の追加など改善が重ねられてきた。今回もその一環ということだろう。配信されるコンテンツは増加する一方であり、今後さらに使いやすくなっていくことが期待される。