Steamファンタジー戦略ゲーム『Songs Of Silence』発表。カードを駆使するハイペース戦争、オンライン対戦対応

デベロッパーのChimera Entertainmentは2月2日、『Songs Of Silence』を発表した。2つのファンタジー世界を舞台にしたターン制戦略ゲームだ。

デベロッパーのChimera Entertainmentは2月2日、ターン制戦略ゲーム『Songs Of Silence』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。Steamのストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

『Songs Of Silence』は、2つのファンタジー世界を舞台にしたターン制戦略ゲームだ。これらの国では、Silenceと呼ばれる命を脅かす謎の脅威が高まるなか、いくつもの勢力が終わりのない戦争を繰り広げているという。本作では、物語主導のシングルプレイキャンペーンモードと、最大6人でのオンライン対戦モードが収録。プレイヤーは複数の派閥・英雄から主人公を選択し、自らの軍隊を率いて敵対する王国の打倒を目指すこととなる。

マップはランダム生成され、プレイヤーは自らの軍隊と共に世界を探索。手に入れた希少な資源を管理しながら荒廃した国を再建し、そして戦術的な優位性を確立していく。軍隊には100種類以上のユニットが用意され、さまざまな編成が可能。また英雄も派閥やキャラクターによって、マップ上やバトルにおける戦略に個性が現れるとのこと。



本作は、カードデッキを使用することが特徴のひとつで、選択した英雄や土地に紐づいたカードを使用可能。アクションカード・リクルートカード・バトルカードの3種類が存在し、合わせて数百枚のカードが収録される。アクションカードはマップ上で使用するもので、たとえば指定の土地を焼き払ったり、特定の特色を持つ地区を建設したりといったことが可能。リクルートカードは、軍隊に新たなユニットを加えるために使う。

そしてバトルカードは、バトル中の軍隊ユニットの指揮や増援要請、あるいはユニットへの特定効果の付与などをおこなうためのものだ。本作のバトルはリアルタイムかつハイペースで進行。こうしたカードは戦略的に使うことで、戦況を一変させ得る強力な力を発揮するとのこと。


本作を手がけるChimera Entertainmentはドイツに拠点を置くスタジオで、『Angry Birds』シリーズをはじめ多数の制作実績をもつ。本作『Songs Of Silence』は、『伝説のオウガバトル』や『Kohan: Immortal Sovereigns』『Warlords』といった作品から影響を受けつつ、リプレイ制の高さなどにこだわって制作しているそうだ。また楽曲は、『伝説のオウガバトル』や『ファイナルファンタジーXII』『戦場のヴァルキュリア』などに携わった崎元仁氏が提供している。

『Songs Of Silence』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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