パブリッシャーのIshtar Gamesは2月1日、Koi Snowman Gamesが手がけるステルスゲーム『Spirited Thief』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、今年の夏に配信予定。
『Spirited Thief』は、見下ろし型視点を採用するターン制のステルスゲームだ。主人公は、盗賊兼魔術師のElaj。事故で力をなくしてしまったという彼は、友好的だが生意気な謎の精霊Trinと共に窃盗計画に挑む。厳重に守られた城やダンジョンなどに忍び込み、お宝を盗み出すのだ。
Trinは偵察役であり、マップ内の様子や宝のありかなどをあらかじめ調査する役目。精霊であることを活かしてElajでは通れない場所をすり抜け、Elajのために特殊な通路を開放するようなこともおこなう。そしてElajを操作し本番に挑むこととなる。
プレイヤーは1ターン中に2回行動可能。敵の現在および次ターンでの視界に入らないように注意しながら移動し、多数の部屋で構成されたマップを進んでいく。時には特定のスイッチを操作したり、敵から扉の鍵を盗んだりといったことも求められる。敵には行動パターンや特性の異なる複数の種類が存在し、それぞれの特徴を把握しておくことが重要だ。
マップ内の各所には宝箱が存在し、またお金を所持している敵もおり、マップから脱出するまでにできるだけ多くの宝やお金を盗み出すことが目標となる。マップによって盗み出すべき宝が指定されていたり、隠された秘密が存在したりすることも。獲得したお金は、ショップでアビリティを購入する際に使用できる。
アビリティには、敵の視界の中を気づかれずに走り抜けたり、敵を殺害したりなどさまざまな種類が用意。ただ、たとえば敵を殺害した場合は、その死体を発見されるとほかの敵に警戒される。また、クールダウンが必要であるなど制限があるため、いかに効果的に使用するかが攻略のカギとなるだろう。
『Spirited Thief』は、PC(Steam)向けに今年の夏に配信予定だ。またSteamでは体験版が配信中である。