『ラブライブ!スクフェス』サービス終了へ。一時代を築いたアイドルリズムゲーム、布石を残し有終の美
KLabは1月31日、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』のサービスを終了すると発表した。終了時期は2023年3月31日16時。ゲーム内アイテムの販売も順次終了する見込み。
『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(以下、スクフェス)は、『ラブライブ!』の世界観をベースとしたアイドルリズムゲームだ。ゲーム形式は、基本プレイ無料のアイテム課金制。サービス開始は2013年と、約10年前になる。キャラたちのストーリーが楽しめるストーリーパートと、さまざまな音楽にあわせて指定箇所をタップするリズムパートが存在。ガチャやイベントで入手したアイドルユニットを育てる要素もある。
アイドルアニメIPを生かしたリズムゲームとして、大ヒットを巻き起こした同作。「ラブライブ!」シリーズの展開に伴い楽曲やストーリーも充実。「ラブライブ!」「ラブライブ!サンシャイン!!」の楽曲をほぼすべてを収録しているというのも、本作の魅力だ。2022年10月31日時点で、全世界ユーザー数は5300万人。「ラブライブ!」IPの認知度の向上に一助したゲームともいえる。
一方で、前述したようにリリースは10年前ということで、ゲームとしてはかなり年季が入っている。モバイル向け関連作品としては『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』などもリリースされ、昨年9月には続編となる『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!』(以下、スクフェス2)がiOS/Android向けに発表されていた。続編を迎える中での終了ということで、有終の美といったところだろうか。
今後のスケジュールとしては、1月31日16時をもって「ラブカストーン」「各種セット」「各種定額PASS」が販売終了。なお現在もっている「ラブカストーン」「各種勧誘チケット」はサービス終了まで利用できるという。また公式サイトによると、ユーザーが購入した有償発行分の未使用のラブカストーンおよび勧誘チケットの払い戻しの手続きなどを受け付けるそうだ。払戻し申出期間は、2023年3月31日18時から2023年6月9日18時までとなるので注意。
『スクフェス』公式Twitterアカウントは今回のサービス終了にあわせて、続編である『スクフェス2』にて楽しい体験を伝えるとの意気込みをコメント。2月2日の生放送で重大発表もあるとのこと。『スクフェス2』が前作と同様に人気を集められるのか、注目されるところだ。『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』は、2023年3月31日16時にサービス終了予定である。
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