Steam版『ユグドラ・ユニオン』発表、2月7日に早期アクセス配信開始。ハードコアSRPGがPC向けに入念チューニング

 

STINGは1月24日、タクティカルRPG『ユグドラ・ユニオン』のPC(Steam)向け早期アクセス配信を、2月7日に開始すると発表した。本作は、2006年にゲームボーイアドバンス向けに発売され、その後PSPやスマートフォン、Nintendo Switch向けにリメイクされてきた。そして今回、PCでも展開されることとなる。

*Nintendo Switch版のトレイラー

『ユグドラ・ユニオン』は、ファンタジー世界を舞台にするタクティカルRPGだ。本作の主人公でありファンタジニア王国の王女ユグドラは、新生ブロンキア帝国の侵攻によって陥落した王国からひとり落ち延びる。そして、大陸南端の辺境の地で盗賊王ミラノと出会い、彼と共に祖国解放の戦いに臨むこととなる。

本作にはいくつものマップが収録され、各マップで敵勢力を倒しながら物語を進めていく。バトルにおいては、キャラクターのポジションによって一度に5人まで戦闘に参加可能なユニオンシステムが用意。リーダーとなるユニットを決定し、仲間と連携して戦うのだ。また、敵にダメージを与えたりアイテムを盗んだりなど、さまざまな効果のスキルを発動できるタクティクスカードと呼ばれる要素も存在する。


今回発表されたSteam版は、Nintendo Switch版などと同じく、オリジナル版にはなかった追加機能が導入される。巻き戻し機能やオートセーブ機能、会話ログ機能、サウンドセット機能のほか、最大5倍速でプレイできる戦闘スピード調整機能や、アイテムがどのステージにあるかを示してくれるEXTRAコンテンツアイテムヒントも用意。また、ユニットのコブンが特定条件で参戦。このほかにも、敵味方クリティカルなし設定や、戦闘開始時スキルゲージMAXなどの裏技機能も搭載される。

さらに、日本語ボイス・英語ボイス切り替え機能や、EASYモードでのアイテム無限使用の追加、アイテムブレイクの調整なども実施。マウス・キーボード・コントローラーでのゲーム内操作のサポートや、キーボードのボタン位置の調整機能も用意されるという。

『ユグドラ・ユニオン』は、PC(Steam)向けに2月7日に早期アクセス配信予定だ。配信開始時点でストーリーのエンディングまでプレイでき、そのほかのコンテンツなどもすべて遊ぶことが可能。早期アクセス中は、操作の一部調整や不具合の修正、フィードバックによる機能の改善など、調整をメインとして改善していく予定とのことである。