デベロッパーのAstrolabe Interactiveは1月24日、浮島サンドボックス・サバイバルゲーム『Aloft』を正式発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）で、2024年配信予定。
『Aloft』は、大空に浮かぶ島々を舞台にしたサンドボックス・サバイバルゲームだ。ソロプレイおよび最大8人でのオンライン協力プレイに対応。本作の世界の中心には永遠に吹き荒れるハリケーンが存在し、浮島はその風を受けながら周囲を漂っている。プレイヤーは、浮島に拠点を作りサバイバルをおこないながら、ハリケーンによって隠された自らのルーツに迫る冒険をする。
浮島ひとつひとつはそれほど巨大なものではないようだが、木々が生い茂る自然豊かな環境。まずは資源を集めながら、生活の拠点となる家を建てるところから始めることになるだろう。トレイラーでは、作業台にて素材を元に道具を作ったり、床や屋根、壁などを配置して家を建設したりする様子がみられる。屋内に配置する家具も、さまざまな種類が用意されるようだ。また浮島内の移動のために、橋やジップラインなどを建設することもできるという。
このほか、農園で作物を育てたり、家畜を育てたりして食料を確保。焚き火を使った料理要素が存在することもうかがえる。水の確保に関しては、川が流れている浮島も存在するようだが、雲の水分を集める方法もある。プレイヤーはグライダー装備にて空を滑空でき、必要な資源を求めて浮島を飛び回ることになりそうだ。
本作の大きな特徴としては、風を利用するための建築要素が挙げられる。たとえば、風車を建設すれば風を受けて回り出す。さらに、風車から各種装置へとロープを繋げば、機械を自動で動かすための動力源にできる。トレイラーでは、石臼や回転鋸などを回すために使用している。風車の高さや翼部分の大きさは、建設時に素材の増減で自由に調整可能。上手く風を捉えるように配置したり、より多くのパワーを得たりといった部分に関わってくるのかもしれない。
また、浮島には船の帆のようなものを建設することも可能だ。こちらも帆の高さや大きさを調整して建設可能。帆を建設することで、プレイヤーは浮島を船のように操り、大空を移動できるようになるという。空では、風が穏やかな場所もあればジェット気流が吹く場所もあり、そうした風を帆で上手く捉えることで、より素早く航行できるとのこと。
浮島のなかには、菌類の感染が広がり、凶暴なキノコのモンスターが生息する環境も存在。そうしたモンスターと戦い、また各種菌類それぞれに対応する除去技術を開発し浮島を解放することで、新たな作物や資源、家畜となる動物を入手できるようになるという。そうした浮島を訪れるためにも、帆の建設が求められるのだろう。また、厳しい気候などによって損傷すれば補修しなければならないようだ。
『Aloft』は、PC（Steam）向けに2024年配信予定だ。Steamでは体験版も配信されており、本日1月24日にアップデートが実施。フォトモードの追加や、料理（食材の加熱）要素の追加、建設用のドアや窓パーツの追加、ビジュアルエフェクトおよびキャラクターアニメーションの改善、サバイバル要素の調整などが適用されたとのことである。
