農業ローグライトアクション『Voltaire: The Vegan Vampire』2月28日早期アクセス配信へ。ヴァンパイア、菜食主義を目指す

 

パブリッシャーのFreedom Gamesは1月24日、『Voltaire: The Vegan Vampire』を2月27日に早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)。Steamストアページ表記によると、日本時間では2月28日に配信予定。Steamでは現在デモ版が配信中だ。

『Voltaire: The Vegan Vampire』は、農業アクションゲーム。プレイヤーは襲い来るドラキュラの手下から拠点を守りつつ、作物を育てる。野菜を食べて、主人公が完全なヴィーガンヴァンパイアになることが目標。主人公のVoltaireは、父ドラキュラの末っ子である。吸血鬼として、完全菜食主義への道を邪魔しようとする父からの独り立ちを目指すのだ。公式ではローグライトゲームと謳われており、デモ版ではランダム要素や死亡すると一部やり直しになるシステムが確認できる。

本作は、昼と夜の二つのフェイズによって構成されている。昼に農業、夜に拠点防衛をおこなうのだ。まず昼では、素材の収集・植物の栽培をおこなう。フィールドでは植物の種や水を採取することができる。種は拠点周囲に設置された畑に植えることになり、「耕す→種を植える→水をやる」の各段階が存在。そして、これら昼の各アクションには体力がコストとして必要となる。画面上部には空腹ゲージが存在し、これが満タンになると活動限界をむかえるというわけだ。


そして農業を終え、拠点内の棺桶で休むことで夜がやってくる。夜にはドラキュラの手下が拠点を壊しに襲来。プレイヤーはクリックで敵を攻撃しつつ、拠点を守らなければならない。また昼の準備段階で、畑の周辺に罠を仕掛けることも可能だ。


さらにこれに対抗するための、各種能力強化が用意されている。育てた植物を食べることで新たなスキルを獲得できるのだ。早期アクセス配信開始時点では、約60種類のスキルがあるそうだ。また、主人公の基礎能力を強化することもできる。各クエストを達成することなどで得られるアイテム(soul stone)を消費することで、移動速度や取得経験値などのアップグレードができるという。なお、拠点が破壊されゲームオーバーとなっても、これらの強化要素は引き継がれるとのこと。


トレイラー映像を見てのとおり、各種天候も用意されている。雪原や砂漠など、それぞれでステージ分けされているのだろう。ボスのような通常より大きいモンスターを確認可能で、これらを倒すことでステージクリアとなるのかもしれない。

本作の開発を手がけるのは、Digitality Studios。ポルトガルのゲームスタジオで、過去には世紀末が舞台の横スクロールシューティング『HordeCore』を開発している。本作は同スタジオにとって二作目となる。トレイラーやスクリーンショットからは前作に引き続き、コミカルなアートワークが確認できる。特徴的なビジュアルや世界観で展開する、農業ローグライトゲームの登場を楽しみにしておこう。

なお早期アクセス配信期間としては6か月~1年を想定しているとのこと。早期アクセス配信時点で、8体のボスや6つの気象、20種類以上の野菜などが収録されるそうだ。正式リリースにあたって販売価格は引き上げられる見込み。

『Voltaire: The Vegan Vampire』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)にて、2月28日早期アクセス配信開始予定。Steamでは現在デモ版が配信中だ。