ローグライクTPS『Returnal』PC版が2月16日に国内配信決定。推奨動作環境での必要メモリ容量は当初発表より引き下げ


ソニー・インタラクティブエンタテインメントは1月19日、ローグライクTPS『Returnal(リターナル)』のPC版を、2月16日に国内配信すると発表した。Steam/Epic Gamesストアでは予約受付が開始されており、価格は5900円。

『Returnal』は、SIE傘下のHousemarqueが手がけたTPSだ。主人公の宇宙飛行士セレーネは、宇宙船の事故により未知の惑星アトロポスに墜落。そして脱出する方法を求めて謎めいた廃墟を探索しながら、異形の敵と戦うこととなる。本作はローグライク要素を取り入れた作品であり、道中で入手した装備やアイテム、アップグレードは、一部の引き継げるもの以外は死ぬとすべて失われ、プレイするたびにステージの構造や敵の配置が変化する。また、死んではふたたび目覚めるループを、ストーリー要素にも組み込んでいることも特徴だ。本作は、PS5向けに2021年3月に発売され高い評価を獲得。そして今回PC向けにも発売されることとなった。

今回リリースされるPC版では、PS5向けにはアップデートにて追加されたオンラインCO-OPモードや、追加ゲームモード「シシュポスの巨塔」が初期収録。オンラインCO-OPモードではフレンドと協力プレイでき、片方のプレイヤーが倒されても蘇生させることが可能だ。一方のシシュポスの巨塔はいわゆるエンドレスモードに相当し、難易度が徐々に上昇する巨塔を登りハイスコアの獲得を目指す。


またPC版では、いわゆる超解像技術によってパフォーマンスを引き上げるNVIDIA DLSSやAMD FSRといった機能に対応。PS5版にも導入されていたレイトレースシャドウに加え、レイトレーシングによるリフレクションもサポートされる。また21:9のウルトラワイドや、32:9のスーパーウルトラワイド画面でのプレイも可能。Dolby Atmosや5.1/7.1サラウンドにも対応する。またSIEによると、DualSenseコントローラーを使用すれば最高のゲーム体験を得られるとのこと。なお、キーボード&マウスでのプレイにも対応し、多様なカスタマイズ設定が用意されるとのこと。

このほか、PC版での要求スペックも公開された。最低動作環境からレイトレーシング対応での4K60fps環境までの5段階の要求スペックが示されており、それぞれに要求されるCPUやGPU、メモリなどは以下の画像のとおり。ちなみに本作のPC版発表時点では、推奨動作環境(1080p/60fps)でのメモリ容量は32GBとされていたが、今回の発表では16GBと引き下げられている。4K/60fps以上を求めるなら32GBが必要とのことである。


『Returnal(リターナル)』のPC(Steam/Epic Gamesストア)版は、2月16日に国内配信予定だ。