スクエニ新作オープンワールドARPG『フォースポークン』PS5向け体験版にアプデ配信。キーコンフィグ拡充などで遊びやすさ向上


スクウェア・エニックスは1月17日、PlayStation 5向けに配信中の『FORSPOKEN(フォースポークン)』の体験版にアップデートを配信した。本体験版は昨年12月から配信されており、プレイヤーからのフィードバックを受けて改善を施したとのこと。

本作は、『FINAL FANTASY XV』の開発スタッフが中心となって設立されたLuminous Productionsが手がけるアクションRPGだ。現代に生きる主人公フレイ・ホーランドが、美しくも絶望感あふれるアーシアという異世界に迷い込み、元いた世界に戻る方法を探すため、意志をもつブレスレットのカフと共に冒険をおこなう。アクロバティックなパルクールでオープンワールド世界を高速で駆けたり、多種多様な攻撃を駆使するモンスターとのバトルなど、魔法を使ったアクションが特徴である。

https://www.youtube.com/watch?v=tG8gcCiZ0A8

スクウェア・エニックスは『FORSPOKEN』の公式生放送を1月17日に放送し、PS5向けに配信中の体験版のアップデート実施を告知した。昨年12月の前回放送では、プレイヤーからのフィードバックを受けた製品版での改善に言及されていたが、一部を除き先行して体験版に適用された格好だ。アップデート内容は以下のとおり。

・キーコンフィグで変更できる項目を追加。
・ロックオン中の敵が画面外に移動してもロックオンが外れにくくなる。
・一部ユーザーインターフェースのサイズを変更。
・各種不具合を修正。

キーコンフィグに関しては、プレイヤーからはデフォルト操作はクセが強いとの意見が多く聞かれた。開発側としては、もともとキーコンフィグ機能に不具合が存在したため実装が遅れたという事情があったという。アップデート後はより柔軟にカスタマイズが可能となり、たとえばパルクール中のカフスキャンもやりやすくなっているとのこと。

画面外の敵のロックオン持続時間については1.5秒から5秒程度へと調整され、狙った敵との戦いを続けやすくなった。また、ユーザーインターフェースのサイズ変更に関しては、字幕などの文字サイズが小さすぎるという意見を受けた調整。以下のツイートの比較画像にて最小・最大設定の違いを確認できる。なお、製品版ではHDRの調整も実施予定。体験版にて画面が白くなりすぎる場合は、明るさとガンマ値を調整すると良いとのことだ。

公式生放送では、PC版の機能面についても説明された。コントローラーについては、DUALSHOCK 4やDualSenseに対応。PS5版と同様のプレイ感覚で楽しめるという。また、DirectInputおよびXinputにも対応し、キーボード&マウスでのプレイも可能だ。グラフィック設定に関連しては、最大32:9のいわゆるスーパーウルトラワイド画面をサポート。また、Windows 11とNVMe SSDの組み合わせではDirect Storageに対応し、PS5版相当のロード時間を実現できるだろうとのこと。

さらに、本作のPC版の要求スペックについても公開された。必要動作環境・推奨動作環境・4K推奨環境のそれぞれが求めるCPUやGPU、メインメモリ容量などが指定されており、詳細は以下に掲載した画像を確認してほしい。

なお各環境においては、目標となる画面解像度とフレームレートも記載されているが、これはあくまでスクウェア・エニックスが動作確認し、最低限担保している数値とのこと。放送では、実際にはこれ以上のパフォーマンスが出ることもあるだろうと言及された。また、1440p/30fpsとされた推奨動作環境では、ざっくりと1080p/60fps相当になるそうだ。


『FORSPOKEN(フォースポークン)』は、PS5版が1月24日に、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)版は1月25日に発売予定だ。

なお、本作の公式Twitterアカウントでは、PS5本体やSamsung 990 PRO 2TB SSDが当たる「我こそは新たなタンタ」キャンペーンが、1月17日から1月26日にかけて実施中。同アカウント(@ForspokenJP)をフォローしたうえで、公式サイトの「FORPOKEN画像ジェネレーター」にて生成した画像をツイートすれば応募完了となる。詳細は公式サイトを確認してほしい。