基本プレイ無料モンスター育成ARPG『モンスターユニバース』発表、1月下旬配信へ。コロプラ初のSteamを含むマルチ展開

コロプラは1月12日、『MONSTER UNIVERESE(モンスターユニバース)』を発表した。モンスターと一体になって戦う3DアクションRPGだ。基本プレイ無料(アイテム課金型)にて配信予定。

コロプラは1月12日、3DアクションRPG『MONSTER UNIVERSE(モンスターユニバース)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Androidで、1月下旬に基本プレイ無料(アイテム課金型)にて配信予定。本作はコロプラにとって初めて、Steamを含むマルチプラットフォームで展開するタイトルとなる。


『モンスターユニバース』は、モンスターと一体になって戦う3DアクションRPGだ。モンスターとは、舞台となるフォートレムリア島に暮らしている未知の生物のこと。絶海で発見されたこの島には、豊かな自然と謎多き遺跡の数々が存在し、島に魅せられた人類は、やがて調査団を結成。モンスターとの交流を深めながら島の調査を試みる。しかしある時、島の守護竜たるヴォルザークと魔獣マグナの激闘が勃発し、両者は消失してしまった。

本作は、それから10年後の世界を舞台とする。フォートレムリア島では、ヴォルザークが消えた影響によりモンスターたちが絶滅しかけている。そんななか、かつてヴォルザークの消失に立ち会った唯一の人間である、フィーナという名の少女が調査団へ加入。彼女はモンスターを愛し、モンスターとイチャつくことだけを生きがいとしており、ヴォルザークと再会するという強い想いをもっているという。


本作にてプレイヤーは、操作キャラクターとモンスターを組み合わせて、多彩なスキルを使いこなして強敵を打ち倒し、モンスターを育成していく。詳細はまだ公開されていないものの、奥深いモンスター育成システムを搭載し、自分好みのモンスターを育成できるとのこと。フレンドのモンスターと1匹ずつ出し合って交配できる要素も用意されるそうだ。操作キャラクターに関しては、有料コンテンツを購入して追加可能。なおストーリーについては、無料でエンディングまで楽しめる。

このほか、背景のライティング表現や、バトルに集中しやすくするカメラ操作など、システム面でさまざまな工夫を凝らしているという。本作では機能的な挑戦がおこなわれ、またSteam向けを含むマルチプラットフォーム対応タイトルの開発と運用という面も併せて、コロプラにとって未来を見据えたチャレンジングなタイトルとして制作されているそうだ。


(Steamに掲載されたスクリーンショット)

ちなみに、Steamでは本作らしき『Volzerk : Monsters and Lands Unknown』というタイトルのページが公開されている。そこに掲載された情報によると、モンスター育成においてはキャラクターから能力を伝授することができるという。2匹のモンスターを交配させて、2匹の個性や能力を遺伝した新たな1匹のモンスターを生み出すことも可能だそうだ。またバトルにおいては、乗るモンスターとキャラクターとの組み合わせによって多彩なスキルを使いこなすことができ、武器種それぞれの個性を活かし、状況に合わせて交代して戦うかたちになるとのこと。このほか、ボイスには多数の豪華声優陣が参加し、音楽は菅野よう子氏が担当することも明かされている。

『MONSTER UNIVERSE(モンスターユニバース)』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに、1月下旬に基本プレイ無料(アイテム課金型)にて配信予定だ。今後のアップデートにより英語対応も予定されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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