高評価ADVシリーズ最新作『OPUS 写心吾山(仮題)』発表。写真撮影を通して、迷い込んだ世界の謎を解き明かす

デベロッパーのSIGONOは1月6日、アドベンチャーゲーム『OPUS 写心吾山(仮題)』を発表した。写真撮影を通して、幻の世界に隠された数々の謎を解き明かすゲームになるという。

デベロッパーのSIGONOは1月6日、アドベンチャーゲーム『OPUS 写心吾山(仮題)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信日は未定。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『OPUS 写心吾山(仮題)』は、アドベンチャーゲーム『OPUS』シリーズの最新作だ。本作のゲーム内容についてはまだ多くは明かされていないが、プレイヤーは幻の世界に迷い込んだ主人公となって、写真撮影を通して世界に隠された数々の謎を解き明かす。そして、元の世界に戻る方法を探し出すことを目指すという。また、マルチエンディングが採用されているとのこと。

公開されたティザー映像では、ソファーで眠る人物を、主人公の目線と思われるカメラのファインダーで捉えている。背後には水田が広がり、山の麓ののどかな田舎が舞台となることを想像させる。ソファーは線路に乗り上げるように置かれており、廃線を表現しているのかもしれない。そして映像では、光る蝶が飛んできて、ソファーの人物はそれをつかまえようと手を伸ばす。

このほか、大きな月と山を背景としたアートワークも公開(以下に掲載)。夜の風景のなか、中央には目を光らせた鹿が水面の上に立っており、ティザー映像とは一変して怪しげな雰囲気を醸し出している。何枚もの写真も描かれており、よく見ると被写体は動物ばかりのようだ。この辺りも、本作のゲームプレイに何らかの関係があるのかもしれない。



本作を手がけるSIGONOは、台湾に拠点を置くデベロッパーだ。これまでに『OPUS 地球計画』『OPUS 魂の架け橋』『OPUS 星歌の響き』とシリーズを重ね、いずれも高い評価を獲得。最新作『OPUS 写心吾山(仮題)』においては同シリーズの精神を受け継ぎ、プロットと探索を重視した、悲しいけれどどこか心温まるストーリーを紡ぐことを目指しているとのこと。本作のキャッチコピーは、「シャッターの向こう側には、お別れが待つ」とされている。

『OPUS 写心吾山(仮題)』は、PC(Steam)向けに開発中。配信日は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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