ステルスアクション『HITMAN 3』が『HITMAN World of Assassination』にタイトル変更へ。シリーズ前2作のコンテンツを初期収録


デベロッパーのIO Interactiveは1月3日、ステルスアクションゲーム『HITMAN 3』について、『HITMAN World of Assassination』へとタイトルを変更するアップデートを1月26日に配信すると発表した。またこれに伴い本作では、『HITMAN』と『HITMAN 2』のコンテンツを追加費用なしで利用できるようになるとのこと。

『HITMAN 3』は、リブート作として2016年に発売された『HITMAN』から続く三部作の最終章。主人公である暗殺者エージェント47が、パートナーであるザ・エージェンシー所属のダイアナ・バーンウッドのサポートを得ると共に、古い友人であるルーカス・グレーとも協力しながら、さまざまなロケーションでの暗殺任務をこなす。

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本作の特徴のひとつとして、シリーズの前2作である『HITMAN』と『HITMAN 2』のコンテンツをインポートする「ワールド・オブ・アサシネーション」と呼ばれる機能がある。つまり本作のゲーム内で、前2作に収録されたマップをプレイできるというものだ。新作にて追加された装備を、過去作のマップに持ち込むといったことも可能。前2作のコンテンツはアクセスパスとしてDLC販売され、また前2作を所有している場合は無料でアクセスパスを入手できる仕組みだった。

ただストア上では、結果的にいくつものコンテンツが販売されることとなり、ユーザーの混乱を招いていた側面があったという。そこで今回、『HITMAN 3』の『HITMAN World of Assassination』への改題に合わせて、本作には『HITMAN』のGOTYエディションと『HITMAN 2』通常版のアクセスパスが初期収録されるかたちに変更される。販売コンテンツをシンプル化すると共に、すべてのユーザーが3作品分のコンテンツを利用できるようにする施策だ。なお、追加ミッションなどを収録するDLC「HITMAN 3 Deluxe Pack」「Seven Deadly Sins」や「HITMAN 2 Expansion」は、「HITMAN World of Assassination Deluxe Pack」として別途販売される。

この変更に伴い、『HITMAN』と『HITMAN 2』はすべてのプラットフォームにて販売終了するとのこと。また、Steamやコンソール版のゲーム内ストアでは、既存ユーザーが「HITMAN World of Assassination Deluxe Pack」を購入する際、未所有のDLC分だけの割引価格で購入できるよう取り計らわれる。

本作のこのほかの今後の予定としては、北海道マップを舞台にしたゲーム内イベント「Snow Festival」が1月5日から実施。1月6日には、Year 2の最後を飾るElusive Targetとして、The Forgerが10日間だけゲーム内に登場する。暗殺に失敗すると二度と現れない特別な標的だ。そして1月26日には、ローグライク要素を導入した新ゲームモード「Freelancer」が追加される予定となっている。

『HITMAN 3』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。そして1月26日には、『HITMAN World of Assassination』にタイトルが変更される。