カルト運営アクション『Cult of the Lamb』2023年に無料大型アプデ配信へ。「強攻撃」追加など、内容が一部公開
Devolver Digitalは12月31日、Massive Monsterが手がけた教団運営&アクションゲーム『Cult of the Lamb』向けの無料大型アップデートを2023年に配信するとし、その内容を一部公開した。
『Cult of the Lamb』は、カルト教団の運営とローグライトアクションを組み合わせた作品だ。本作にてプレイヤーは、カルト教団を設立した主人公の子羊となり、足を踏み入れる度に構造を変える旧き信仰の土地を探索。いくつもの小さな部屋で構成されたダンジョンにて、武器や強化アイテムのタロットカードなどを入手しながら敵と戦い、最後に待ち受けるボスを目指す。
拠点となる土地では、教団運営をおこない、信者の忠誠心によってアクションパートの強化をおこなうことができる。信者に住居や食べ物を用意したり、敷地の清掃をしたりし、またさまざまな施設を建設して信仰度を高めていく。そして、教会堂での説教や、教条の布告、闇の儀式などをおこないながら、忠誠を誓う信者を育てていくのだ。
来年配信予定の大型アップデートは、本作のプレイヤーからのフィードバックをもとに、バトルやダンジョンでのゲームプレイにフォーカスした内容になるという。まず主人公の子羊に、強攻撃が追加される。攻撃ボタンをホールドすることで発動し、剣の場合は溜めてから前方に振り下ろすようなアクションとなる。攻撃範囲内の敵をノックバックさせる効果もあるため、敵に囲まれた際に有効だそうだ。
強攻撃は剣だけでなく各武器に用意され、斧の場合は、指定の方向に投擲する遠距離攻撃に変化。投げた斧はブーメランのような軌道をとり、戻ってくる際にも当たり判定がある。投げた後に移動してもちゃんとプレイヤーのもとに戻ってくるそうで、軌道を調整することもできそうだ。
短剣の強攻撃では、攻撃ボタンをホールド中に指定した方向に、複数の短剣を空から降らせることができる。こちらもヒットした敵は、大きくノックバックするそうだ。開発元は、こうした攻撃アクションの追加によって、バトルにおける新たな選択肢をもたらすことができるだろうとしている。
アップデートではこのほかにも、ゲームプレイにより深みをもたらす要素や、さらに難易度を広げるコンテンツ、アクセシビリティの追加、およびQoLの改善をおこなう計画とのこと。そのなかには、プレイヤーから多く寄せられていた要望に応えるものもあるそうだ。また、バルバトスなどのボスに何らかの変化がおこる要素も示唆されている。
『Cult of the Lamb』は、PC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。そして大型アップデートは2023年内に配信予定。なお同アップデートとは別に、バグ修正については新年早々におこなうとのこと。