パブリッシャーのPlayWayとFreeMindは12月19日、Rubens Gamesが手がけるプール清掃シミュレーションゲーム『Pool Cleaning Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2023年配信予定。Steamのストアページによると、本作は日本語表示に対応予定のようだ。
『Pool Cleaning Simulator』にてプレイヤーは個人経営の清掃業者となり、プール掃除の仕事を請け負う。子供用の小さな水遊びプールから、高級住宅の敷地内に設置された大きなプールやホットタブ、市営や学校のプール、あるいは放置され忘れられたプールまで、複数の種類のプールが登場。汚れ具合などの状態もさまざまなようで、必要な道具を持って現場に駆けつけることになる。
実際の作業においては、散乱したゴミを拾っては捨てて、プールに付いた汚れをブラシやスポンジで落としていくことが基本となる。高圧洗浄機も利用可能で、こびりついた汚れを吹き飛ばしたり、フィルターの清掃などに活躍するようだ。状態の酷いプールでは、藻が発生し、カエルや亀が泳いでいることも。そうした動物は網ですくい上げ、新たな住処へとお引越し。そしてポンプで水を抜き、底に溜まった泥をスコップで回収する。地道な作業を、ひとつひとつ自らの手でおこなわなければならない。
清掃作業は、短時間で終わるものもあれば、数日かけておこなうものもあるという。トレイラーでは、消毒のためかプールの水に薬品を投入したり、計器でpH値や塩素濃度などを計っている場面がある。プールは汚れを綺麗にするだけでなく、利用するにあたり適切な状態にまで仕上げることが求められ、なかには時間のかかる作業があるのだろう。マップ画面では、そうした進行中の仕事を抱えながら、別の仕事を請け負っている様子もうかがえる。
仕事をこなし評判を上げていくと、新たなツールがアンロックされていく。より効率的に清掃できる機械などを導入できるようになるようだ。また、場合によってはフィルターを交換することが求められ、ショップでは複数の種類から購入可能。ショップには照明や家具などの項目もあり、単にプールを掃除する以上の要素も存在する模様である。
『Pool Cleaning Simulator』は、PC(Steam)向けに2023年配信予定だ。