スクウェア・エニックスが贈るRPG『オクトパストラベラーⅡ』のCEROレーティングはDになるようだ。ダウンロード版の予約受付が開始されたタイミングで、CEROレーティングも決定。それにより、CEROレーティングが前作よりひとつあがってDになったことが明らかになっている。Twitterユーザーのnaruki氏が指摘している。
『オクトパストラベラーⅡ』は、『オクトパストラベラー』に続く作品だ。開発はアクワイアおよびスクウェア・エニックスが担当。新作となる『オクトパストラベラーⅡ』では「ソリスティア」と呼ばれる新たな大地で、新たなキャラクターによる8人の旅が描かれる。剣士のヒカリ、踊子のアグネア、商人のパルテティオ、学者のオズバルド、盗賊のソローネ、神官のテメノス、狩人のオーシュット、薬師のキャスティ。職業も出身もさまざまな主人公たちの物語が描かれる。
前作おなじみの要素がパワーアップしていることに加え、さらに新システムも追加されている。街に昼夜の概念があり、自由に時間を切り替えることができる。「フィールドコマンド」は、本作では昼と夜で異なる特徴があるようだ。たとえば剣士のヒカリは、昼は「試合」、夜は「買収」を使うことができる。8人それぞれのフィールドコマンドを生かし、街の人々と交流できるようだ。そのほかにも、仲間たちの物語が交差して新たな物語が生まれたり、主人公ごとにバトルの切り札を持っていたりと新要素が盛りだくさんだ。
そんな『オクトパストラベラーⅡ』のCEROレーティングはDとなっている。前作『オクトパストラベラー』はCとなっており、ひとつレーティングが上がったかたちだ。コンテンツ内容を示すアイコンとしてはお金の画像が示されている。これはギャンブルのコンテンツが含まれていることを意味する。
前述したように『オクトパストラベラー』のCEROレーティングはCだった。こちらのアイコンとしては「犯罪」が併記されている。前作においては、フィールドコマンドにおいて街の人から「盗む」行為が可能。そうした要素を示唆しているのだろう。そのほか、ゲーム内容として暴力や性といった表現が含まれていた。
新作においても、盗み行為が可能なことは明らかになっている。そのほか、街の人に戦いを仕掛けアイテムを強奪するといった要素や、街の人に闇討ちして気絶させるといった新要素もあり。なかなか物々しさが上がっている。
新作にどのようにギャンブル要素が含まれているかは、現時点では不明。が、レーティングは複合的な理由によって決まることを踏まえ、いろいろと大人な要素が盛り込まれているのは間違いないだろう。
ちなみに『オクトパストラベラーⅡ』は海外レーティングも進んでおり、オーストラリアでのAustralian Classificationレーティングでは前作と同じくMature(15歳以上対象、CERO C相当)。北米のESRBのレーティングも前作同様にT(13歳以上対象、CEROレーティングBもしくはC相当)。ESRBにて記載されている表現の一部を見てみると、血に関する表現や無防備な小さなキャラが殺されてしまうという描写があるという。またセリフなどに、売春婦的な表現や飲酒および喫煙に関する表現もあるとのこと。いずれの表現も前作に存在しており、その路線がしっかり引き継がれているということだろう。
『オクトパストラベラーⅡ』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Nintendo Switch向けに2023年2月24日発売予定だ。