『ウィッチャー3 ワイルドハント』新世代機版は“魅せる”カメラで戦闘演出も新しく。新要素てんこ盛りでもうすぐ配信へ

 

ウィッチャー3 ワイルドハント』の新世代機向けアップデートおよび、ダウンロード版『ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション』の配信が12月16日に迫っている。PC/PS5/Xbox Series XS向けにグラフィック面の向上や新DLCのほか、多数の機能向上・新要素を含む内容になるという。

『ウィッチャー3 ワイルドハント』は、2015年にPC/PS4/Xbox One向けに発売されたオープンワールド・アクションRPG。2019年のNintendo Switchへの移植やNetflixでのシリーズドラマ展開を経て、今年4月には全世界売り上げ4000万本を達成。日本でも国内累計販売本数100万本を達成するなど、根強い人気を誇っている。


このたび提供される新世代機版は、PC/PS5/Xbox Series X|Sに対応。レイトレーシング対応などグラフィック面の向上や、パフォーマンス向上が含まれるという。また新要素としては、コミュニティModの収録、Netflixドラマ版「ウィッチャー」にインスパイアされたDLCなど、内容は多岐に渡る。配信日を目前に控えた本作の公式Twitterアカウントでは、新世代機版で新たに登場するカメラモードを紹介。これによれば、新世代機版にはオリジナルの三人称視点とは大きく異なる視点が実装されるという。

新世代機版で登場する新たなカメラモードは、戦闘中に敵の側面へと大きく回り込んだり、フィニッシュを正面から捉えたりと、剣戟をよりアクティブに描く“魅せる”カメラワークが楽しめるようだ。本作のナラティブディレクター兼クエストデザイナーのPhilipp Weber氏によると、このカメラモードは当初実験的に開発されたものだったという。なお、このモード中は背後からの敵に気づきづらくなるため、集団戦がより難しくなるとのこと。そのため、戦闘中は通常視点・非戦闘時はこの新モードを使うといったカメラ選択も可能だ。プレイヤーの遊びやすさやに配慮しつつ、新鮮なカメラワークで集団戦が楽しめる工夫がなされている。

『ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション』デジタル版は、12月14日より配信予定。すでにオリジナル版を所持しているユーザーに向けては、12月14日よりアップグレードとして提供される。PC/Xbox One版ユーザーは無料、PS4版ユーザーは100円(税込)で新世代機版へのアップグレードが可能だ。また、PS5向けパッケージ版は2月9日の発売を予定している。