2.5D女騎士メトロイドヴァニア『フロンティアハンター ~エルザの運命の輪~』12月15日早期アクセス配信開始へ。剣と銃の冒険活劇


ゲームスタジオIceSitruunaは12月8日、『フロンティアハンター ~エルザの運命の輪~』を12月15日より早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。価格は税込2300円。ゲーム内は日本語字幕/日本語音声に対応するそうだ。


『フロンティアハンター ~エルザの運命の輪~』は、探索型アクションゲームだ。いわゆるメトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルの作品である。舞台となるのはファンタジー世界。主人公となるのは女騎士のエルザだ。彼女は帝国政府軍の精鋭として、領土拡大の任務を遂行することになる。

ゲームプレイとしては、広大なエリアを探索していき、戦闘したり謎を解いたりしていく。戦闘では機敏な回避や攻撃が可能で、ハイスピードなバトルが繰り広げられる。道中では、隠し部屋を見つけたり、ショートカットを見つけたりすることもあるだろう。本作では、2.5D表現を採用。ゲームは2D軸で進行していくものの、主人公やモンスターなど含めて、世界が3Dで描かれる。エフェクトなども立体的で、グラフィックはこのジャンルとしてはかなり派手め。タイプとしては『Bloodstained: Ritual of the Night』に近い印象だ。


システムとしては、操作キャラを変更するキャラチェンジ要素や、支援システムなども搭載。カットシーンによるキャラ同士のかけあいも本作の醍醐味なようで、そうしたキャラの絡みや協力も特色になるだろう。なお育成要素としては、任意のルートを選び強化していくスキルツリーのようなシステムも存在するとのこと。

本作はIceSitruunaの開発タイトルとしては二作目にあたる。前作『タワーハンター ~エルザの試練~』はローグライク要素を盛り込んだメトロイドヴァニア作品としてリリースされた。主人公は新作と同様にエルザで、とある理由から塔の頂上を目指す。バランス面で課題は残したものの、ビジュアルやサウンド、コンセプト面は一定の評価を獲得していた。

『フロンティアハンター ~エルザの運命の輪~』は、メトロイドヴァニア要素と戦闘面、そして育成面を充実させたほか、グラフィックなどゲーム全体をブラッシュアップ。そして早期アクセス配信によってユーザーの意見を集めながら開発を進めようとしている。早期アクセス配信開始時点で10~12時間程度プレイ可能で、ゲーム全体の30%ほどが遊べるという。正式リリースまでには1年を見込んでいるそうだ。正式リリース時にはゲームは30~60時間ほど遊べるようになるという。将来的には価格の引き上げも予定されている。


『フロンティアハンター ~エルザの運命の輪~』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに12月15日配信予定だ。


国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)