Steamダンジョン掃除シム『Dungeon Renovation Simulator』発表。汚いダンジョン内を清掃&改装


トルコのゲームスタジオKodobur Game and Software Technologiesは12月6日、ダンジョン掃除シミュレーションゲーム『Dungeon Renovation Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページ表記によれば、本作は早期アクセス配信としてリリース予定。リリース予定日は未定とされている。


『Dungeon Renovation Simulator』は、一人称視点でダンジョンを掃除、改装するシミュレーションゲーム。主人公はお金持ちになることを日々夢見て肉体労働に勤しむゴブリン。ある日彼は夢を叶えるため、お宝があるという噂で有名な廃ダンジョンに足を踏み入れる。しかしダンジョンの中で“グレース(Grace)”という名の清掃員の幽霊に呪われ、ダンジョンを掃除する羽目になってしまうのであった。


ダンジョン内はスライムや血、ゲロなどで汚れており、それらを掃除するのがプレイヤーの仕事となる。掃除には“ArcaneSucker”と呼ばれる、モップがけも掃除機がけもできる高機能の掃除用具を使うことができるという。しかしArcaneSuckerは高機能であることの代償として、時々“故障”してしまうため、そのたびに修理が必要となるそうだ。

また、主人公を呪った清掃員の幽霊グレースも、その不安定な性格からたびたび機嫌を損ねてしてしまうようだ。ボス的存在にあたる彼女を満足させるために家具や装飾品を注文し、ダンジョンに配置する必要があるという。ステージとしてはダンジョン以外にも洞窟や下水道を実装予定としているほか、ダンジョン内の探索といった要素も実装予定であり、ダンジョン内を探索することで、とても奇妙な“お土産”を見つけることができるとのことだ。


本作を手がけるKodobur Game and Software Technologiesはトルコを拠点とするゲームスタジオ。同スタジオは過去に、「クトゥルフ神話」の世界観で繰り広げられる2Dホラーアクション『Awakening of Cthulhu』など海外コンソール向けのゲームを複数制作してきた。このたびはSteamでの早期アクセス配信という形で、アイデア光るダンジョンお掃除シムを打ち出すかたちだ。

本作の早期アクセス配信期間は少なくとも1年を想定しているとのこと。早期アクセス配信中は新要素やストーリーなどが追加される見込み。戦闘システムやモンスター、より多くのステージやオブジェクト、汚れの種類の追加のほかに、コンパニオンシステムの追加も予定しているそうだ。

『Dungeon Renovation Simulator』はPC(Steam)向けに開発中。早期アクセス配信が予定されており、配信時期は未定となっている。