パブリッシャーのハピネットは12月2日、クライムアクションゲーム『シリアルクリーナーズ』の国内Nintendo Switch/PS4/PS5版を発表。2023年3月30日に発売すると告知した。インディーゲームを世界中からセレクトして発売するレーベル「Happinet Indie Collection」の第5弾タイトルとなる。価格はパッケージ版が税込4400円、ダウンロード版が税込3300円。PS5版はダウンロード版のみの販売となる。なお本作のPC(Steam/Epic Gamesストア)およびXbox One/Xbox Series S|X版は、9月22日に505 Gamesから発売中。
『シリアルクリーナーズ』は、殺人現場を秘密裏に片付けるプロの掃除屋たちを描いたステルスアクションゲームだ。2017年に発売された『シリアルクリーナー ジョージの裏シゴト』の続編となっている。舞台は1999年、大みそかのニューヨーク。4人の掃除屋たちが世紀末を待ちながら酒を酌み交わし、これまでの仕事ぶりを振り返っていた。そんな中、彼らの過去に隠された真実と、組織の闇が明らかになっていく。
本作では4人の掃除屋を操作して、殺人現場を片付けていくことになる。現場はスーパーマーケットや雪の降る森、船の上などさまざまなシチュエーションが用意されている。掃除屋たちは各現場で、死体の処分、証拠品の廃棄、血痕の清掃といったミッションをこなしていく。殺人現場には警察官も巡回。非合法で作業をしている掃除屋たちを、警察官は見逃してくれない。彼らに捕まったり撃たれたりしてしまうとゲームオーバーとなる。警察の目を欺いて、いかにスムーズに現場を掃除していくかが重要となっている。
さらに、4人の掃除屋はそれぞれスキルをもっている。死体を袋に包んで血痕を残さず運搬できたり、チェーンソーで遺体をバラバラにして持ち運んだり、障害物を乗り越えたりと、それぞれのキャラクターらしさあふれる、仕事に役立つスキルだ。彼らのスキルを駆使して、自分でルートを考える自由なプレイスタイルで、警察に見つからないように殺人現場を片付けていこう。
『シリアルクリーナーズ』は、1990年代のいわゆる“カルト映画”をモチーフにしており、ムードあふれるグラフィックに当時のようなジャズサウンドが融合。古き良き世界観の表現も持ち味だ。なお、本作の表現や演出に関しては、海外版から一切変更がないとのこと。殺人現場が舞台となり、暴力的な表現も含まれる本作。日本語版でもオリジナルそのままの表現を楽しめるだろう。
『シリアルクリーナーズ』は2023年3月30日、国内Nintendo Switch/PS4/PS5向けに発売予定。価格はパッケージ版が税込4400円、ダウンロード版が税込3300円となっている。