『アサシン クリード ヴァルハラ』最終大型アプデが“前倒し”で配信開始。エイヴォルの物語を締めくくる「最終章」や、次回作とのコラボクエスト追加


ユービーアイソフトは11月30日、『アサシン クリード ヴァルハラ』向けの最終コンテンツアップデートとなるタイトルアップデート1.6.2を配信した。もともと12月6日に配信される予定だったが、“アニムスの予期せぬバグ”により前倒しされたとのこと。


『アサシン クリード ヴァルハラ』は2020年11月のローンチ後、3か月ごとのシーズン制にて有料・無料のコンテンツが2年にわたり追加されてきた。そして今回配信された最終コンテンツアップデートでは、主人公エイヴォルの物語の締めくくりとなる「最終章」などが追加。ゲーム全体で語られた一部のストーリーラインの結末が語られ、鴉の戦士団として過ごす日々が終わりを迎えるという。なお「最終章」をプレイするには、ゲーム本編にて以下の要素を完了しておく必要がある。

・イングランドの全地域と同盟を結びメインストーリーを完了する
・「アースガルズ」と「ヨトゥンヘイム」の神話ストーリーを完了する
・定住地をレベル5にして「ヨムスヴァイキングの館」を建てる
・「古き結社」の構成員を全員始末して総長の正体を暴く

そして新たなクエストとして「Shared History」も追加。2023年発売予定のシリーズ最新作『アサシン クリード ミラージュ』の主人公バシムの師匠であり、隠れし者の本拠地アラムートでマスターアサシンを務めるロシャンが登場する。ロシャンは、エイヴォルとともに共通の敵を追うことになるとのこと。


新たな機能として、いつでもフードを着けたままにするオプションの追加もおこなわれた。これはコミュニティからの要望の多かった機能のひとつだったそうで、ゲームプレイオプションから有効にすると、エイヴォルは外套を脱いだ状態でもフードを常時装備するようになる。なお、ゲームプレイや敵からの発見率には影響せず、見た目が変わるだけである。

また12月6日からは、ゲーム内ストアにてプレミアムアイテムの無料配布が実施。配布アイテムは、日本時間の毎週火曜日23時にランダムに入れ替えられる。販売アイテムのほぼすべてが配布対象となり、版権モノについては除外されるそうだ。

これまでの各シーズンで実施された祝祭イベントに関して、クエスト「サウィンの初夜」(グロチェスターシャー篇)を完了すると、イングランド中の各商人が過去の祝祭の全報酬を取り扱うようになる。取り逃がした報酬があれば、シルバーと引き換えに獲得可能だ。このほか、バグ修正やゲームの改善なども実施されている。詳細はパッチノートを確認してほしい。

『アサシン クリード ヴァルハラ』は、PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中だ。