『スプラトゥーン3』にて「パブロ・ヒュー」「スパッタリー・ヒュー」追加へ。スパッタリー・ヒューはサブ・スペシャルともに刷新

 

任天堂は11月22日、『スプラトゥーン3』公式Twitterアカウントにて、2つの新ブキを発表した。本日発表されたブキは、先日発表されたブキ同様に、新シーズン「2022冬 Chill Season」にて追加される見込み(関連記事)。前作『スプラトゥーン2』に登場したブキが、サブウェポンやスペシャルウェポンを刷新するかたちとなっている。

本日公開された1つ目のブキは「パブロ・ヒュー」だ。すでに登場済みのフデ種のブキである「パブロ」のバリエーションの1つとなっている。サブウェポンは前作から続いて「トラップ」。一方スペシャルウェポンは前作では「イカスフィア」だったが、本作では削除されて「ウルトラハンコ」が装備されるとのこと。

既存のパブロは地面をフデで速い速度で塗り進んでいくことが可能な、機動力が持ち味のメインウェポンだ。その機動力で相手のインクをかいくぐって接近して攻撃したり、敵の裏を取って潜伏したりすることが可能。サブウェポンには「スプラッシュボム」、スペシャルウェポンには「メガホンレーザー5.1ch」と、攻めに徹することができる構成だ。

対してパブロ・ヒューは、過去作にてフデを塗り進めていきながらトラップを仕掛け、誘い出した相手をトラップにはめるという戦法が可能であった。高速で移動しながらトラップを仕掛けるという行動は、パブロ・ヒューならではの戦い方だ。そして、今回備わったスペシャルウェポンのウルトラハンコはピンチから無理矢理抜け出したり、敵の密集地帯に投げつけたりと、臨機応変に使うことができるだろう。今作でもパブロ・ヒューは、パブロと比べてよりトリッキーに戦える武器になりそうだ。

そして、2つ目のブキは「スパッタリー・ヒュー」だ。これは2丁拳銃のスタイルで戦うマニューバー種のブキで、「スパッタリー」のバリエーションだ。サブウェポンに「トーピード」、スペシャルウェポンに「サメライド」を装備し、攻撃的な構成を手に入れることとなった。トーピードで相手の動きを制限したり、サメライドで相手に一気に接近したりすることが可能となる。

ちなみに、既存のスパッタリーはサブウェポンに「ジャンプビーコン」、スペシャルウェポンに「エナジースタンド」を装備。攻撃的なメインウェポンに、サポート的なサブウェポンとスペシャルウェポンが組み合わさっていた。対して攻撃的な構成となるスパッタリー・ヒューでは、メインウェポンの攻撃力の高さをより引き出すことができるだろう。

なお、前作『スプラトゥーン2』では、スパッタリー・ヒューはサブウェポンに「ポイズンミスト」、スペシャルウェポンに「アメフラシ」を装備していた。どちらも『スプラトゥーン3』に登場しているサブウェポンとスペシャルウェポンだが、いずれも別のものに刷新するかたちとなった。前作とはまた違った戦い方を考える必要がありそうだ。

加えて「2022冬 Chill Season」で追加される新たなギアの画像が公開されている。アタマ、フク、クツそれぞれに、さまざまな見た目のギアが追加されるようだ。これらを使用した新たなコーディネートの楽しみも増えることだろう。

『スプラトゥーン3』は、Nintendo Switch向けに発売中。2022冬 Chill Seasonは、12月1日から開幕予定だ。