Steam大群退治Co-opアクション『Warhammer 40,000: Darktide』“予約購入者限定ベータテスト”が大盛況。ゾンビや武装カルトと地下世界で戦う

Fatsharkは現地時間11月17日より『Warhammer 40,000: Darktide』のベータテストをPC(Steam/Windows)向けに開始した。さっそく大きな賑わいを見せているようだ。

スウェーデンのゲームスタジオFatsharkは現地時間11月17日より『Warhammer 40,000: Darktide』のベータテストをPC(Steam/Windows)向けに開始した。オープンベータテストに参加できるのは予約購入者のみであるにもかかわらず、大きな賑わいを見せているようだ。


『Warhammer 40,000: Darktide』はGames Workshopが制作したミニチュア ウォーゲーム「Warhammer 40,000」の世界観をベースにしたタイトルだ。ゲームは、一人称視点で展開される最大4人協力のアクションゲームとなっている。41世紀のディストピア世界における地下都市を舞台に、プレイヤーは異端審問官となり、「ナーグル」と呼ばれるいわゆる“ゾンビ化”した人間や武装したカルト集団と戦い、ナーグルの蔓延の原因やカルトについての調査をすることとなる。


本作の特徴として、キャラクターの作成に高いカスマタイズ性があることが挙げられる。キャラクターを作成する際、プレイヤーはそれぞれ能力の異なる4つのクラスから一つを選ぶと、次はキャラクターの素性を決めることとなる。いくつかの選択肢の中から、生まれた星や幼少期・成長期の出来事、人生の決定的な出来事を選択することで、ようやく外見のキャラメイクをおこなうことができる。性別や顔、髪型等を決めてキャラメイクを終えると、次にキャラクターの人格となるボイスを選択することになる。ボイスの選択によって、イベント内での対応やほかキャラクターへの対応が変化するとのことだ。そうして最後に、“自分の犯した罪”を決めることで囚人となり、キャラクター作成は終了。より愛着の湧く自分だけのユニークなキャラクターを作成することができる。

また本作は協力型アクションFPSとして人気を博した『Warhammer: Vermintide 2』を手がけたチームによって制作されており、同ゲームにて培った近接戦闘のシステムは今作に活かされているとのことだ。一方で今作は遠距離戦闘にも重きを置いており、銃撃戦と近接戦闘の両方をマスターする必要があるとしている。また、『Warhammer: Vermintide 2』において人気であったロードアウトのカスタマイズ性についても、本作においては遥かに自由度の高いシステムを考えているとのことだ。


現在おこなわれているベータテストは予約購入者向け。にもかかわらず、Steamの同時接続プレイヤー数は連日6万人を超え、同時接続プレイヤー数のピークは約7万9000人を記録(SteamDB)。記事執筆時点においても接続数を伸ばし続けている。武器の種類の豊富さや、売りである戦闘システムが好評のようだ。前作である『Warhammer: Vermintide 2』自体が、発売から4年経っても、同時接続プレイヤー数が連日5000人程度で安定。前作の人気や支持の厚さが新作の数字につながっているのだろう。

一方でSteamユーザーレビューは11月21日時点で約7000件中69%が好評とする「賛否両論」状態。マッチングが不安定であることやゲームのクラッシュが頻発することなど、ゲームの不具合についての不満が低評価に繋がっているようだ。開発側においてもマッチメイキングの不具合については認識しており、解決に向けて対策を講じているようだ(Twitter)。

『Warhammer 40,000: Darktide』はPC(Steam)向けに12月1日に発売予定。ベータテストには今から予約購入しても参加可能だ。

Sora Hashio
Sora Hashio

MMOからMOBAまで幅広くプレイしています。ローグライクゲームが特に好き。

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