サッカーRPG『Soccer Story』11月30日リリースへ。“サッカー禁止”の世界を魔法のボールと大冒険

パブリッシャーのNo More Robotsは11月15日、『Soccer Story』を日本時間11月30日にリリースすると発表した。サッカーが禁じられた世界を冒険する、アドベンチャーRPGだ。

パブリッシャーのNo More Robotsは11月15日、『Soccer Story』を11月29日(日本時間11月30日)にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Games ストア)および海外PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。あわせてSteam向けにベータテストを開始した。

『Soccer Story』は、魔法のサッカーボールですべてを解決するアドベンチャーRPGだ。舞台となるのは、サッカーが禁じられた世界。The Calamity™なる存在によって、スポーツとしてのサッカーは窮地に立たされていた。“Soccer Inc.”はスタジアムを閉鎖、チームやトーナメントも解散した。ボールを蹴ることはおろか、サッカーボールを見かけることすら許されないという。サッカーは世界中で禁じられたかのように見えた中、「魔法のサッカーボール」が主人公を選び出した。プレイヤーはサッカーの救世主として、この世界の平和と調和を、そしてサッカーを守るのが目的だ。


主人公はサッカーボールと共に、この世界に旅立つ。立ちはだかる困難を、魔法のサッカーボールと共に解決していくのだ。シングルプレイモードでは、“不正な”審判も含め風変わりなキャラクターやクエストが登場するストーリーが展開。サッカーの熱狂を忘れてしまった人々に対して、その素晴らしさを伝えるストーリーになるようだ。サッカーボールを用いたミニゲームといった要素もあるという。


フィールドにはゴールポストのほか、パズルや秘密が多数用意されているとのこと。これらはプレイヤーが自由に探索できる要素になりそうだ。トレイラーでは、主人公がドリブルしながらフィールドを移動する場面が確認できる。またサッカーでキャリアを築く過程では、強力なチームと試合で競うこともあるだろう。試合の対戦相手は子どもや老人で構成されたチームのほか、「サメ」、「ニンジャ」など一風変わったチームも登場するようだ。

シングルプレイのほかには、ローカルプレイでの対戦に対応。チームや動物のキャプテンを選択できる対戦モードになるようだ。また詳細は不明ながら、プレイヤーが自分でトーナメントを作ることもできるとのこと。


本作を手がけるのは、イギリスのゲーム会社PanicBarn。移民をテーマにしたダークコメディRPG『Not Tonight』や、スマートフォン向けサッカーゲーム『Tiki Taka Soccer』を手がけた実績をもつデベロッパーだ。本作は現在、Steam向けに無料ベータテストを実施中。テスト期間は11月30日まで。Steamのウィッシュリストに本作を追加し、公式サイトより申請することで、誰でもベータテスト用のキーを取得できるとのこと。本作に興味のあるプレイヤーは、こちらに参加してみるのもよいだろう。

『Soccer Story』は、11月29日リリース予定。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Games ストア)および海外PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。あわせてXbox Game Pass向けにも、リリース当日より配信される予定だ。

Aya Furukawa
Aya Furukawa

主にニュースを担当。ビジュアルや世界観にこだわりのあるゲームが好きです。

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