『ウィッチャー3 ワイルドハント』の新世代機版が12月配信へ。レイトレーシング対応やロード高速化などアップグレードを多数導入

CD PROJEKT REDは11月15日、『ウィッチャー3 ワイルドハント』の“新世代機版”を、12月14日に配信すると発表した。新世代機版は、PS5/Xbox Series X|S向けに最適化を施したバージョンであり、そのアップグレード内容はPC版にも提供される。

CD PROJEKT REDは11月15日、『ウィッチャー3 ワイルドハント』の“新世代機版”を、12月14日に配信すると発表した。

『ウィッチャー3 ワイルドハント』は、PC/PS4/Xbox One向けに2015年に発売されたオープンワールドRPG。2019年にはNintendo Switch版もリリースされ、今年4月時点で4000万本を売り上げている。そして今回発表された新世代機版は、PS5/Xbox Series X|S向けに最適化を施したバージョンであり、そのアップグレード内容はPC版にも提供される。

本作の新世代機版では、ビジュアル・パフォーマンス・技術面において、オリジナル版から多数のアップグレードが施されるとのこと。レイトレーシングのサポートはそのひとつだ。コンソール版においては、ロード時間の高速化も実現するという。また、こうしたアップグレード内容を含むPC/PS5/Xbox Series X|S版は、「Complete Edition」として発売予定。拡張パック「無情なる心」と「血塗られた美酒」も同梱される。

さらに新世代機版のリリースに際しては、Netflixのオリジナルドラマ「ウィッチャー」とコラボする無料DLCも配信予定だ。同ドラマから着想を得たアイテムが提供されるとのこと。新世代機版のアップグレード内容および同DLCの詳細については、来週放送予定の公式番組REDstreamsにて紹介される。


『ウィッチャー3 ワイルドハント』の新世代機版は、12月14日に配信予定。なお、本作のPC/PS4/Xbox One版ユーザーに対しては海外では無料で提供されるが、日本では不当景品類及び不当表示防止法に関わる判断により、有償でのアップグレードとなる予定。CD PROJEKT RED Japanはその売上について、公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会に定期的に寄付すると以前発表している(関連記事)。アップグレード費用など国内向けの詳細については今後発表されるだろう。

【UPDATE 2022/11/15 4:20】

CD PROJEKT RED Japanは11月15日、新世代機版『ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション』について、日本でも12月14日に配信すると発表した。新世代機版へのアップグレードについては、本作のPC/Xbox One版ユーザーに対しては無料で、PS4版ユーザーには100円(税込)にて提供されるとのこと。さらに、今回のアップグレード内容が適用されたパッケージ版の国内発売も計画されており、こちらの詳細は販売元であるスパイク・チュンソフトから後日発表されるそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6874