韓国ゲーム企業NCSOFTは11月14日、現在開発中の新作オープンワールドMMOTPS『Project LLL』をお披露目。ゲームプレイトレイラーや開発者インタビューを公開した。『Project LLL』は、2024年にPC/コンソールで全世界向けにリリース予定。
『Project LLL』は、オープンワールドRPGだ。TPSとMMORPGのふたつのジャンルを組み合わせたものになるという。本作の舞台となるのは、現実とは違う歴史をたどった世界だ。世界観としては壊滅した韓国・ソウルや10世紀のビザンティン帝国、そして23世紀の未来が混じり合う、歴史改変SFとなるという。また、本作はオープンワールド作品として、30平方kmを超えるシームレスな世界を用意しているとのこと。
そうした世界で、プレイヤーらはTPSとMMORPGが融合したゲームプレイを繰り広げることになるという。本作プロジェクトリーダーのJaehyun Bae氏はインタビューにて、「今人気のルーターシューターや、バトルロイヤルとはまったく違うジャンルを作りたかった」とコメント。シューターらしいアクション要素と、プレイヤーらで空間を大きく占拠するような要素を示唆している。シューター・オープンワールド・MMOといった各ジャンルの特色を活かしたゲームプレイになるようだ。
また、『Project LLL』は物語にも力を入れているようだ。Bae氏によると、『Project LLL』はキャラクターたちの人格に焦点を当てていて、すべてのキャラクターにそれぞれ名前・背景・過去があるとのこと。また、本作の世界観は「ファウンデーション」「デューン砂の惑星」「ブレードランナー」「トータル・リコール」などの小説・映画に影響を受けているとのこと。プレイヤーが本作でどのような世界に降り立つことになるのか、楽しみにしたい。
『Project LLL』は2024年に、PC/コンソールで全世界向けにリリース予定だ。なお、本作はNCSOFTが推進する開発プロジェクト「NCing」の一環として開発中。ほかには、サスペンスADV『Project M』なども開発が進められている(関連記事)。