ローグライクアクション『暖雪 Warm Snow』プレイヤー数急上昇。新要素を多量に追加する無料DLC「烬梦」が引き金


デベロッパーのBadMudStudioは11月3日より『暖雪 Warm Snow』のDLCである「烬梦」の配信を開始した。その影響か、同時接続プレイヤー数は約2万を記録。大きな賑わいを見せているようだ。


『暖雪 Warm Snow』は薄暗い東洋のファンタジー世界が舞台のローグライクアクションゲーム。龍武二十七年六月、空から降った”暖かい雪”は触れた人々を化け物へと変えてしまった。主人公である戦士”Bi-an”は5人の氏族を打ち倒し、”暖雪”の真実を明らかにしていく。なおゲーム内は日本語表示に対応している。

1プレイ1時間弱の周回型ローグライクゲームである本作。ゲーム開始時に6つのクラスから1つを選び、道中でさまざまなレリックや武器、スキル等を獲得することで自キャラクターを強化し、各ステージの最後に待ち受けるボスを倒す形となる。ゲームを周回していく中で得られる”記憶のかけら”を集めることで物語の真相が明らかになるほか、キャラクターを恒久的に強化するために使うこともできる。

ゲームジャンルとしては『Hades』と同じような、アクション要素強めのローグライクとして好評を博している。Steamのユーザーレビューは1万8000件の評価が寄せられ「非常に好評」。動画配信サイトでも有名な中国・bilibiliがパブリッシャーを務めており、中国で厚い支持を得ているのもまた、『暖雪 Warm Snow』の特徴だろう。


11月に入り新しく無料配信されたDLC「烬梦」では、新しいシステムやメカニズム、5つのボス、6つの新しいエンディング、30以上のスキルやNPCの新スキンと盛りだくさんな内容となっている。DLCはユーザーからも好評であり、ゲームとしての人気も底上げしているようだ。配信開始から約4日が経過した11月8日時点でSteamの同時接続プレイヤー数のピークは約2万人を記録(SteamDB)。

また、DLCに対してのSteamユーザーレビューも300件を超え、82%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。数多の新コンテンツに対する好意的な意見が多いほか、本DLCが無料であることに対する感謝の意見も多く見られる。いずれにせよ、『暖雪 Warm Snow』の人気は改めて高まっているようだ。

『暖雪 Warm Snow』はPC(Steam)にて配信中。11月9日まではスペシャルプロモーションとして、25%オフの1380円で販売されている。