セガサターンの名作『クレオパトラフォーチュン』と『エレベーターアクション リターンズ』復刻版がそれぞれ11月24日/12月1日発売へ。遊びやすく蘇る

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株式会社シティコネクションは11月4日、『クレオパトラフォーチュン Sトリビュート』と『エレベーターアクション リターンズ Sトリビュート』の発売日を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4/Xbox One/PC(Steam)。『クレオパトラフォーチュン Sトリビュート』は11月24日、『エレベーターアクション リターンズ Sトリビュート』は12月1日の発売を予定している。


「Sトリビュート」はシティコネクションプロデュースによる、セガサターン時代の名作ゲームを復刻するプロジェクトだ。現行機でのゲームプレイを実現したほか、巻き戻しやクイックセーブ、ロードなど、遊びやすさも兼ね備えた移植をおこなっている。今回発売日が発表された2作品は、4月28日に発売された『レイヤーセクション & ギャラクティックアタック Sトリビュート』に続く、第2弾タイトルとなる。


クレオパトラフォーチュン Sトリビュート

『クレオパトラフォーチュン Sトリビュート』は、1996年にタイトーからアーケード向けにオリジナル版が発売された落ち物パズルゲームだ。1997年にはセガサターンに移植され、本作はその移植版をベースに復刻されている。画面上から次々に降ってくる岩、宝石、棺、ミイラなど、古代エジプトをモチーフにしたブロックを消して、高得点を目指していく。ブロックの消し方には囲み消しや並べ消しといったテクニックがあり、連続しておこなうことで連鎖に発展。これらのテクニックをマスターすることで、より高得点を狙えるようになっている。さらにフィールド上のすべてのブロックを消すことで全消しボーナスがもらえる上に、マスコットキャラクターのパトラ子が趣味のコスプレを披露してくれる。

ゲームモードは高得点を目指すアーケードモードと、移植の際に追加されたストーリーを楽しみながらスフィンクスの出す50の問題を解いていくミステリーモードが用意されている。アーケードモードでは2人対戦も可能だ。

今回の復刻にあたって『クレオパトラフォーチュン Sトリビュート』では、巻き戻し、スローモード、クイックセーブ/ロードといった、「Sトリビュート」の基本機能を完備。さらに『クレオパトラフォーチュン Sトリビュート』独自の機能として、ブロック落下速度のコントロール、ミステリーモードのステージセレクトを実装している。


エレベーターアクション リターンズ Sトリビュート

『エレベーターアクション リターンズ Sトリビュート』は、1995年にタイトーからアーケード向けにオリジナル版が発売されたアクションゲームだ。プレイヤーは性能の異なる3人のキャラクターを操り、テロリストに立ち向かっていく。武器は銃のほかに格闘やサブウェポンが存在。エレベーターを駆使して上下左右に移動し、敵をなぎ倒しながらアジトから極秘データを奪還して脱出を目指すのだ。

なおオリジナル版は、1983年にアーケード向けにリリースされた『エレベーターアクション』から数えて、12年ぶりの続編であった。クリア目標はそのままに、グラフィックを強化。精緻なドットで描かれたグラフィックとアクションは一見の価値ありだ。さらに移動とショットとジャンプだけだったアクションに、サブウェポンや新たな武器種、ギミックなども追加されており、ゲームプレイ面もパワーアップしている。

『エレベーターアクション リターンズ Sトリビュート』も、「Sトリビュート」での復刻にあたっての巻き戻しやスローモード、クイックセーブ/ロードといった機能を実装。本作独自の機能としては、ステージセレクト、回復量増加、被ダメージ量の変更、ショットボタンとジャンプボタンの同時押しで使用できるサブウェポンを、ワンボタンで使用可能な設定などが用意されている。こちらも今の時代への復刻に向けて、遊びやすくなっている。

また、『エレベーターアクション リターンズ』をクリアすることで、前作の『エレベーターアクション』も遊べるようになるとのこと。『エレベーターアクション』シリーズファンには嬉しいサービスだ。


クレオパトラフォーチュン Sトリビュート』は11月24日、『エレベーターアクション リターンズ Sトリビュート』は12月1日に、Nintendo Switch/PS4/Xbox One/PC(Steam)向けに発売予定。価格は2作品ともに税込1900円(PS4のみ税込1870円)となっている。

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