中世ホラーアクション『Blight: Survival』ゲームプレイ映像公開。ゾンビを剣でザクザク、ステルスやマルチも披露

 

デベロッパーのHaenir Studioは11月3日、ホラーアクションゲーム『Blight: Survival』のゲームプレイ映像を公開した。本作はPC(Steam)向けに開発中で、配信時期は未定。もともと『Blight: No Man’s Land』として昨年発表された作品だが、改題されたようだ。

本作は、架空の14世紀・中世ヨーロッパ世界を舞台にする、ローグライク要素のあるホラーアクションゲーム。ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応する。舞台となるのは、戦争を続ける2つの国の間に広がる地域。煉獄とも称されるその土地では、転がる遺体からBlightと呼ばれる存在が発生し、人間を怪物に変えているという。血を得ることで強まるBlightは、急速に拡散しすべてを飲み込もうとしており、プレイヤーはその殲滅を目指すこととなる。

*海外メディアIGNを通じて映像公開された。

今回公開された映像では、プレアルファ版でのゲームプレイが紹介されている。中世の騎士らしい鎧を身にまとったプレイヤーは、荒廃した地域を探索するなかで、ゾンビのような敵と戦っている。いわゆる走るタイプのゾンビのようで、うめき声をあげながら突進してくる。プレイヤーは剣を武器に、容赦ない斬撃を繰り出し対抗。タックルで押し倒してからとどめを刺す場面もみられる。

また、アクションをおこなうたびにスタミナを消費することも、ゲージ表示からうかがえる。連続して攻撃し続けることはできず、時間経過でゲージが回復するのを待つ必要があるのだろう。このほか、演出かプレイヤー操作か定かではないものの、戦闘後に剣を拭う様子も。付着する血も戦闘に影響を及ぼす要素なのかもしれない。

本作では、遺体からアイテムを回収しながらゲームを進めていくことになるそうで、映像ではそうした場面も確認できる。さまざまな装備品や素材を入手しており、それぞれレア度が設定されていることも分かる。


映像中盤では森林地帯に進み、敵らしきNPCを避けるようにステルスプレイをする様子がみられる。プレイヤーは長剣を鞘に収めナイフに持ち替えて、茂みに隠れるようにかがんだり匍匐したりしながら進む。そして油断している敵は、背後から静かに暗殺可能なようだ。

この暗殺直後には、宝箱からアイテムを獲得している場面がある。入手したのは短剣用の柄のようで、攻撃力や扱いやすさ、スピード、防御のステータスや、おおよその金銭的価値が設定されていることが分かる。また、次の場面では弓矢を入手。本作には多彩な武器やアーマーが用意され、カスタマイズによってプレイスタイルを変えることができるそうだ。

そして映像終盤では、仲間らしきキャラクターと合流。マルチプレイのほかのプレイヤーだろう。ここでは、祭壇のようなオブジェクトを発見している。映像では利用しなかったが、「Make offering(供物を捧げる)」というコマンドが表示されていた。本作では、コインを入手して捧げる要素があるとのこと。どのような効果があるのかは不明だが、この祭壇がコインを使用する場所だったのかもしれない。


『Blight: Survival』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。Steamのストアページによると、本作は日本語表示にも対応予定となっている。