デベロッパーのIRONMACEは10月28日、Steamにて『Dark and Darker』のアルファプレイテストを開始した。2回目のアルファプレイテストとなる本作は、Steamや配信サイト上にてかなりの賑わいを見せている。
『Dark and Darker』は、一人称視点のPvPvEローグライクゲームだ。剣と魔法の世界でプレイヤーは探索者となり、薄暗いダンジョンの中でモンスターやほかの探検者を倒さなければならない。そして迫りくる死の範囲から逃げつつ宝を見つけ、隠された脱出ポータルを見つけ出すのだ。
プレイヤーは最大3人のパーティーを組んでダンジョンに挑むこととなる。ダンジョンには最大16人のプレイヤーが参戦。ほかプレイヤーも同じダンジョン内に存在し宝の奪い合いになるほか、ダンジョン内には恐ろしいモンスターが存在している。さらにはプレイヤーにダメージを与える”DeathSwarm”と呼ばれる円形の範囲がマップの外側より迫りくる。これによって、ゲーム後半になるにつれてほかプレイヤーとの戦闘が頻繁におこなわれることとなる。
脱出ポータルにはダンジョンの下の階層へと進むことができるものも存在。より危険なモンスター、より強力なプレイヤーがいるマップへと踏み込むことができる。死んでしまうと持ち込んだすべてのアイテムを失うことになる。しかしキャラクターのレベルは引き継がれるため、新たな能力を得てダンジョンに再挑戦することができる。無事にダンジョンから持ち帰った宝はNPCに販売できるほか、プレイヤー同士でのトレードも可能だ。
アルファプレイテストの段階にも関わらず異例の人気を記録している本作。同時接続プレイヤー数は連日1万人を超えており、最大同時接続ユーザー数は約2万5000人を記録(SteamDB)。そうした盛況の中デベロッパーのIRONMACEは、スタジオの設立日が11月1日であることを理由にアルファプレイテストの24時間延長を発表していた。
【UPDATE 2022/11/02 20:20】
アルファプレイテスト延長の理由を修正
なお本作はライブ動画配信サービスのTwitchにおいても盛況であり、11月2日14時時点で600近くの配信者が配信をおこない4万人程の視聴者を集めている (TwitchTracker)。本作では宝を見つけて一攫千金という要素に、ハードコアなサバイバルゲームの要素、ダメージの範囲が迫りくるバトルロイヤルの要素がマッチ。そうした緊張感あるゲームプレイが、プレイヤーと配信者たちから注目を集めているのかもしれない。
なお本作は、2023年第4四半期に早期アクセス配信開始が予定されており、今後は異なる難易度のダンジョンが実装されるとのことだ。アルファプレイテストを逃してしまった人は、早期アクセス配信開始を楽しみに待っておこう。
『Dark and Darker』は現在PC(Steam)向けに、アルファプレイテストをおこなっている。期間は本日11月2日17時まで。期間中は誰でも参加することができる。